愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

こんなもの読んでやる

この本は、いつだったか5年ほど前か、ある古書市で非売品としてガラスケースの中に見つけた時は暫くそこから立ち去ることが出来なかった。裁判記録を読むのが好きな私だが、まさか金子文子の裁判記録があるとは思いもしなかった。かなり高いものだろうと想像…

アルフォンス・ミュシャ Part.9 

《イヴァンチッチェでの聖書の印刷 — 神は我らに言葉を与え給うた》(1914年) 《四つの花〈バラ〉》(1897年) 《リュション》(1895年) 鉄道会社ポスター 《四つの花〈ユリ〉》(1897年) 《四つの時》〈朝の目覚め〉》(1899年) 《四つの星明け》〈の明…

「ムーンライト・セレナーデ」 北方四島の返還

ウクライナ戦争の開始と共に日露の関係は悪化の一途を辿り、この分では北方四島の返還など夢のまた夢。昭和31年10月19日、モスクワ、クレムリン宮殿でフルシチョフ第一書記などソ連政府や党の要人たち、それに日本政府の鳩山首相、河野一郎農相、松本重治が…

盧溝橋事件から日中戦争へ

おお、この戦争こそ我が一族を苦しめた戦いだった。父は四男三女の次男で、昭和12年7月7日に起きた盧溝橋事件の翌月に徴用され、その後、長男と三男も徴兵され、三人とも戦死は免れたが父は足に重傷を負い、三男は病気で南京の陸軍病院に入院したらしい。戦…

猿丸大夫

「奥山にもみぢふみ分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき」猿丸大夫。今日は寒い一日でしたね。暑がりの私は、今日までパンツと半袖シャツに毛布一枚で寝てましたが、さすがに今夜は長袖、ジャージで寝ようかな。それならまだ毛布だけで寝れそうで。

いねむり先生 伊集院 静

本書を読むまで伊集院静と色川武大(阿佐田哲也)の繋がりというものを知らなかった。世代も違うし異色の二人の交際など想像もできない。併し、実際は伊集院が夏目雅子を亡くして2年後あたりに知人から紹介され、麻雀に誘われたころから急速に接近し、世間で…

フィンセント・ファン・ゴッホ Part.47 

《自画像》(1887年) 《アルルのインテリアレストラン》(1888年) 《タンギー爺さん》(1887年) ロダン美術館 《郵便夫ジョゼフ・ルーラン》(1889年) バーンズ・コレクション 《ズアーブ兵(ズワーヴ兵)》(1888年) メトロポリタン美術館 《小麦を背…

【AB通信:オドロイター発】イスラエル侵攻前

イスラエル侵攻前で、もうこの惨状だ。本当にやるのか、両者に悲惨を齎す覚悟で。https://twitter.com/i/status/1713982201371533793

「ムーンライト・セレナーデ」 同潤会アパート

時折、ニュースなどで同潤会アパートのことなどを特集することがあるが、建築は財団法人同潤会が大正時代末期から昭和時代初期にかけて、東京・横浜の各地に建設した鉄筋コンクリート造の集合住宅の総称だが、然し現在は、戦災を生き延びたアパートでも全て…

上村松園 Part.2 

《つれづれ》 《牡丹雪》1944年 《杜鵑を聴く》 《砧》 《静》1944年 《母子》(1934年) 東京国立近代美術館 《焰》(大正7年) 東京国立博物館 夕べ』1935年頃 水野美術館 『楊貴妃』1922年 松伯美術館 昔の日本女性の楚々とした姿と漂う気品が美しいです…

「ムーンライト・セレナーデ」 

人の心、ましや芸術家の心は推し量れるものではない。優れた芸術家は誰でも、心の奥底に、闇、を持って生きていて、たえずそれと格闘している人間である。早計に彼らの心を読むのは真に慎まなければならない。それにしても不可解な行動であり、謎である。小…

訃報 財津一郎

昭和の先輩はどんどん鬼籍に逝かれてしまいますね。財津一郎さん、役者、CMの他にも歌の上手い方でしたね。まだ子供の頃、」てなもんや三度笠」でよく見ていました。「ひっじょーにきびしーいっ」なんて、私もやっていましたが、お疲れ様でした、ご冥福をお…

エヴァ・グリーン part.11 

エヴァさん、もう私にはアナタしかいません。 ホント、これホントなんです。 え、誰にでも同じこと言ってるのでしょって。 とんでもない、アナタにしか言いませんよこんなこと、あたりまえでしょ。 ほかに誰がいるんですか。 アナタを映画で観て以来、もう首…

「ムーンライト・セレナーデ」 折ることも高嶺の花や見たばかり

「折ることも高嶺の花や見たばかり」といった塩梅で、もどかしうは存じましょうが、たやすく手に取れぬ花なればこそまた手を伸ばしたくなる道理。じっとそこを堪えて、馴染みのなれたときのことをあれこれ想いまわすのが遊郭びの粋というものでござんす、な…

滝平二郎 part.19 

若葉の候 はと笛 行く春 竹の子 茶摘 五月 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し 花いちもんめ 菖蒲湯 相撲 昔懐かしい日本の姿ですね。

マリリン・モンロー Part.66 

モンローさん、アナタみたいに可愛くて美人な人なんて滅多にいません。それだけにもう何度アナタにアプローチしたことか。私にとってアナタしかいないということは何度も言ったはず。どうか私の願いを叶えてください。

すぐ死ぬんだから 内館 牧子

終活なんて一切しない。それより今を楽しまなきゃ。78歳の忍ハナは、60代まではまったく身の回りをかまわなかった。だがある日、実年齢より上に見られて目が覚める。「人は中身よりまず外見を磨かねば」と。仲のいい夫と経営してきた酒屋は息子夫婦に譲って…

「ムーンライト・セレナーデ」 室生犀星、萩原朔太郎と二人で或る年に若山牧水をたずねると

室生犀星は書く。萩原朔太郎と二人で或る年に若山牧水をたずねると、牧水は二階の四畳半を一杯にひろげた原稿の綴りの中に、あがらないふうていで私と萩原とにあい、これもやはり受けて答えるというような当たらず触らずの対応であった。その頃『創作』とい…

フィンセント・ファン・ゴッホ Part.46 

《仕事に向かう画家》(1888年) 第二次世界大戦中に焼失 《種まく人》(1888年) ゴッホ美術館 《女性トルソーの石膏像2》(1886年) ゴッホ美術館 《郵便夫ジョゼフ・ルーラン》(1888年) ボストン美術館 《1足の靴》(1887年) ボルチモア美術館 《荷車…

「ムーンライト・セレナーデ」 ゴッホはオーヴェルでは70日間生活

ゴッホはオーヴェルでは70日間生活し、70枚の絵を描いたと言われている。ただ、死ぬ2週間前に描いたのが《烏の群れ飛ぶ麦畑》ということになっているから、1日1枚描いたというのではなく、1日に2,3枚描いたことがあることになるわけで、さらに、オーヴェル…

さらば青春の時 アリス

youtu.be 夕方に引き続き谷村新司氏の追悼を書きたい。どこのニュースでも彼の死を悼んでいる。僭越ながら私も20代の頃はよくギターを弾いて、隣の住人に怒られていた時代があった。そんな若かりし頃、アルペジオで好んで歌ったアリスの曲がある。以前から不…

訃報 谷村新司氏

youtu.be 谷村新司氏、病のため東京都内の病院で急逝していたことが10月16日、分かった。74歳だった。天才型のシンガーソングライターだっただけに惜しまれる。「アリス」の全国ツアーや、年末恒例のクリスマスディナーショーなども休止すると追加発表してい…

シドニー・スウィーニー Part.5 

待ってましたシドニーさん、寝ても冷めても、いやいや、覚めてもシドニーさんばかりなんです。アナタなしでは陽もの昇らない、そんな毎日を過ごしているんです。どうしてくれようかシドニーさん。とにかく一度会って話がしたいのです。なんとかお時間を下さ…

ポール・セザンヌ Part.21  

《桃と梨》(1895年) プーシキン美術館 《湖への道》(1885年) クレラー・ミュラー美術館 《ミルク差しと果物の静物》(1900年頃) ワシントン・ナショナル・ギャラリー 《プロヴァンスの家》(1882-1885年) ワシントン・ナショナル・ギャラリー 《風景》…

「パイレーツ・オブ・FM」 Blue Velvet

youtu.be 「パイレーツ・オブ・FM」を始めます。今朝の1曲は、1951年にトニー・ベネットが発表して以降、数多くの歌手にカバーされた名曲、Blue Velvetです。ボビー・ヴィントンが1963年に発表したバージョンが3週連続全米1位を獲得したことがありました。今…

「ムーンライト・セレナーデ」 徳川家茂薨去

福井藩医で松平春嶽が送り込んで徳川家茂を診察させていた蘭方医の半井仲庵が、慶応二年七月十四日、家茂の容態を知らせている。「去る七月九日伯州様のご一件、本荘宗秀の単独講和工作をお耳に入れたところ、御激怒されて容易ならざる御気色(みけしき)に…

ジャン=レオン・ジェローム Part.3 

《インテリア》 (1840年) 《ベールに包まれたチェルケス美人》(1876年) 《The Love Token》(1887年) 《闘鶏》(1847年) オルセー美術館 《黒人のトルコ傭兵》(1869年)メトロポリタン美術館 《二つの威厳(2つの王)》(1883年) ミルウォーキー美術…

「ムーンライト・セレナーデ」 イスラエル軍が設定した24時間

イスラエル軍が設定した24時間の南部への退避期限が、日本時間の午後10時で切れた。ガザの市民はどうしたろうか。110万の市民が退避したとは思えない。それでどうするんだイスラエルは。第一次世界大戦における最大の会戦として知られる、ソンムの塹壕戦は初…

ダメオの妄想世界の旅 Part.61

おはようございます。今朝はNorwayで目覚めました。涼しいというか少し寒いぐらいですね。一番前の赤い家が私の別荘です。いいところでしょ、小さなボートがあればOK。さあ、なにか食べよう。 昨日、キャシーと行って来ました。バオバブは、先史時代の種で、…

妄想仏像見学会 part.4

『妄想仏像見学会三十一話』は【京都・宝菩提院/菩薩半跏像(平安初期)】名称を「如意輪観世音菩薩半跏像」ともいう。 『妄想仏像見学会三十二話』【奈良・法隆寺/聖徳太子,山背王,殖栗王,(~1110年)】 『妄想仏像見学会三十三話』【京都・妙法院門跡蓮華…