愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Jeff Beck ft Beth Hart ♬ Goin' Down

"Goin' Down" - Jeff Beck ft Beth Hart (2013) 別にジェフ・ベックがムチ打ちになったわけでは御座いません。 しかしまあ、貴方は色んな人と組むんですね。 最近、ベーシストは女性が定番なんでしょうか。 ボーカリストも女性で、シャウトの凄い人がお好き…

煉獄 女たちの虎ノ門事件 岩田 礼

よく思うことだが、ここ1世紀ぐらいの間、世間の耳目を集めた重大事件関係者の遺族などはその後、どのような人生を歩んだのか興味がある。 以前、NHKで珍しく大逆事件を扱った番組を採り上げていた。 全国で多数の人が逮捕され26人が起訴された大事件だが…

善太三平物語 坪田譲治

凡そ40年ほど前に坪田譲治さんの作品をよく読んでいた。 この人は童話作家で、主に善太と三平兄弟を扱ったものが多く、特に『子供の四季』という作品が気に入り愛読するきっかけを作った。 今一度、単行本になって復刊したので読み返してみた。 奥付には初版…

1912年2月4日 パリ・エッフェル塔

男の名はフランツ・ライヒェルト、ウィーン出身の発明家である。いったい、ここで何をしているのか?椅子の上に乗って誰かと話している。さて、どうしたものか、これでいいのか、よし分かった、やってみる。その一部始終の結果が映像に収められている。では…

セックス放浪記 中村うさぎ

一読して非常に面白い本だと思ったが、ここまで己の性癖を赤裸々に語られると、何か私としては感想文を書くのに簡単そうで実は難しい。 内容的には、この本一冊で「朝まで討論」でも出来そうなくらい充実したものだが、人生観や恋愛観だけではなく、踏み込み…

ジャックリーン・ビセット 1944年9月13日-

1968年 ええ、ジャクリーン・ビセットさん、貴女、独身を貫いていたって本当ですか!その恵まれた美貌とプロポーションは誰のもでもないわけですか?私、今まで多くのハリウッド女優にフラれてきました。しかし、まっさらな独身女優がいたなんて。それはきっ…

悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト パガニーニ伝 浦久俊彦

パガニーニなんていう名古屋弁のようなヴァイオリニストは、クラシック・ファンを別にすれば、日本での知名度は如何ほどなのか、読んだ私も分からない。 著者も言っている。 パガニーニをまともに描いた書物は、世界中を見渡してもあまりない、ましてや日本…

BLACKPINK - ♬BOOMBAYAH

BLACKPINK - '붐바야'(BOOMBAYAH) M/V 韓国の人気グループBLACKPINKのデビュー曲『BOOMBAYAH(ブンバヤ)』のミュージックビデオが、youtubeで10 月23 日に4億回再生を突破。 デビュー曲での突破は韓国アーティストでは史上初。 ファッシ…

赤線跡を歩く 消え行く夢の街を訪ねて 木村聡

公娼制度の廃止は昭和33年3月31日。 明治・大正生まれで、この制度にお世話にならなかった男性はまず、いないと思うがどうだろう。 筆おろしなりなんなりと、通って当然の一般社会が何百年と続いたはずだが、記録によると公娼制度廃止に反対した娼妓たちがい…

ジュール・ブルトン 1827年5月1日~1906年7月5日 (79歳)

《ジュール・ブルトン自画像》 《小さい仕立て屋》 (1868年) 《虹》(1883年)個人蔵 《落穂ひろい》(1859年) オルセー美術館 《フランス、 アルトワにおける小麦の恵みの祝い》 《除草する人々》(1868年) 《ブルターニュ、フィニステーレの集落の夕方》…

死刑囚最後の日 ヴィクトル・ユーゴー

以前、『死刑全書』という分厚い本を読んだことがある。 世界で行われてきた、死刑に関する実例書で、それはもう事細かに書かれていて、おぞましさに読むに耐えない本だ。 人類は極悪人に対し、または冤罪、魔女狩りにおいても、如何に苦痛を持続させる死に…

1914年6月28日 サラエボ

1914年6月28日、オーストリア=ハンガリー二重帝国の皇太子フランツ・フェルディナント大公と妻のゾフィーが暗殺される。 ボスニア事件ですね。 その時、皇太子が着ていた軍服と乗車していた車です。 直前の映像も残っていますが、当日の写真と見比べてくだ…

オスカー・ワイルド 「犯罪者」にして芸術家 宮崎かずみ

オスカー・ワイルドほど、その生涯が作品としてなり得る生き様も珍しい。 時代の寵児にして破天荒な一生、イギリス社会の規範に反する行いと金銭感覚の欠如。 エロスなくしては語ることの出来ない、この厄介な男の人生を女性が書くというところにも興味を引…

DAVID GARRETT ♫ Czardas

天は二物を与えずというが、これは嘘だろう! 神様は我々に二つの才能や資質を与えないという。 それどころか、天は殆どの人に一物さえ与えないのが現実であって、私などは一物どころかゼロ物といってもいい。 ところがどうだ。 マリア・シャラポワを見るが…

林芙美子 巴里の恋

書籍名はあくまで『林芙美子 巴里の恋』であって「巴里の恋」林芙美子ではない。 まあ大したことではないが、これまで幾人かの日記を読んできたが著名人の日記は凡そ二種類に分類される。 後世、公になることを前提として書いている。 例えば政治家の日記な…

ナタリー・ウッド 1938年7月20日-1981年11月29日 (43歳)

ナタリー、貴女が派手に浮き名を流したのは、やはり『理由なき反抗』ということでしょうか? それにしても随分、男を渡り歩いたものですねぇ。 貴方の亭主となったロバート・ワーグナーね、あの人、中学の頃から知っていましたが、まさかその人の女房だった…

下町ロケット 池井戸潤

正直に言えば、あまり興味のない本だった。 長らく積読状態では可哀そうだと思い、読んでみたというのが感想だが、しかしこれが滅法面白い。 あまりエンターテインメント系は読まないのだが、いつしか感情移入させられる本で、いや・・・確かに面白い。 少し…

佐藤家の人びと―「血脈」と私 佐藤愛子

「敵の虚を突いて塁を盗むとは、正々堂々の戦いにあらず!」 佐藤紅緑という人は、野球観戦で盗塁するのを見ると、すぐこうやって怒鳴ったらしい。 また、ある時は隣の男性の貧乏ゆすりに腹を立て殴ったとか。 新聞記者時代には宿直室で師の陸羯南(くがかつ…

昭和18年10月21日 神宮外苑

本日、最高気温23℃、天高く馬肥ゆる秋。 まことに平和な一日なり。 しかし、75年前、昭和18年の今日、神宮外苑では小雨そぼ降る中、学徒出陣式。 一体、何人の学生が戦塵に斃れたのだろうか。 祖国防衛のため、日本を滅亡から救うため。 哀しくなりますね。 …

白蓮れんれん 林真理子

何年か前に永畑道子の『恋の華・白蓮事件』という本を読んで以来の柳原白蓮となる。 確か先述した本では、いきなり公開離縁状を新聞に投稿した場面から始まるようだったが、今回は白蓮こと本名宮崎燁子が炭鉱王伊藤伝右衛門に嫁ぐとこから始まっている。 白…

1934年5月23日 俺たちに明日はない

ボニーとクライドが射殺されたのは1934年5月23日のことだとか。 真下の写真はお馴染みのスナップ写真だが、それ以下、2枚目からは実際のもの。 衝撃的ですね、殺害された二人の写真を見るのは。 1934年 俺たちに明日はない、本当に明日のない生き方だが、い…

血脈 (下)佐藤愛子

下巻を読み終わって感慨もひとしおだ。 紅緑の死後、不良で手の付けられなかったハチローと妻は、揃ってヒロポン中毒になるが、まさか正五位勲三等瑞宝章を受賞するとは分らぬものだ。 生前、「勲章なんかぶら下げて喜んでいる奴はインポだ」とほざいていた…

あなたに今夜はワインをふりかけ

今でもはっきり思い出すことが出来る。 あれは昭和42年の夏、愛知県の野間海水浴場でのこと、少し離れた海の家から聴き慣れない音楽が流れてきた。 そう、グループサウンズの全盛期に入ろうという時ですね。 流れてきたのはザ・タイガースの『シーサイド・バ…

血脈 (中) 佐藤愛子

大河ドラマの中盤、佐藤家の行く末はと読み進めたが、休まる閑もなく紅緑とシナの苦悩は続く。 前編では四男の久が情死したところで終わったが、大東亜戦が始まり三男の弥(わたる)が徴兵で兵隊に取られフィリピンで戦死。 二男の節(たかし)が広島の旅館…

Tom Waits Ol '55

ちょっと、ちょっと、お二人さん、どこ触っているの。 見れば、トム・ウェイツとベッド・ミドラーじゃありませんか。 アナタたちはそういう関係だったんですか? いいんですかね、そんなことしても。 お互いに恋人がいたんじゃなかったかと思うんですけど。 …

血脈 (上) 佐藤愛子

今日、佐藤紅緑(こうろく)とい名前を耳にすることはあまりない。 大衆小説作家として文壇から軽視されてきたのがその遠因かと思うが、本名は洽六と書く。 『あゝ玉杯に花うけて』の著者として名を留めているが、昭和初期、少年小説の第一人者として、圧倒…

グレタ・ガルボ 1905年9月18日 - 1990年4月15日 (84歳)

ガルボさん、その湖のように深い、神秘的な眼差しで見つめられるにはどうしたらいいのでしょうか。 貴女を見ていると、まるで蛇に睨まれたカエルのようになってしまうのです。 映画の中の恋が作話なら、私と命懸けの恋をしてみませんか。 ガルボさん、私は本…

夜のミッキー・マウス 谷川俊太郎

詩というものは、その時に作家の内面に勃興した閃きや懊悩を活写するようなものだから、場合によっては本人以外、理解し得ない事柄や比喩が多々ある。 あまりに写実的でないが故に、その飛躍に着いて行けない場合、一行読むごとに失念していくようで、読んで…

フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか 浦久俊彦

神童とは恐ろしいものだ。 8歳リストは楽譜を一目見ただけで、信じられないような正確さでピアノを弾いたとか。 そのリストに付いて私が知り得ることは殆んどないが「リストは19世紀音楽の縮図だ」という言葉があるほど偉大な人物らしい。 しかし、時を同じ…

Matt Monro - All Of A Sudden

いかに頭脳明晰であれ、自分の恋がいずれ終わることは、 理性では分かっていても、実感できないものだ。 モーム『月と六ペンス』 大方の人は、恋は時と共に原型を留めなくなることを知っている。 ケーリー・グラントには5度の結婚歴があり、61才で駆け落ちし…