愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「ムーンライト・セレナーデ」 メルセルケビール海戦

第二次世界大戦中、イギリス海軍とフランス海軍との間でメルセルケビール海戦(地中海攻防戦)という信じられない海戦が起きた。北アフリカ仏領アルジェリアの主要港オランに停泊していたヴィシー陣営の海軍艦艇に対し、1940年7月3日にイギリス海軍のH部隊が…

【AB通信:オドロイター発】 ガザ地上戦迫る

【AB通信:オドロイター発】イスラエル軍は、110万人が住むガザ北部から24時間以内に避難するよう指示した、と国連報道官が語った。すべての人質が解放されるまで、援助や避難のためにガザの包囲を解除することはないと述べた。一方、米国は市民を保護するよ…

『妄想世界の旅』 ダメオ・ライダー

『妄想世界の旅』私の愛車です。 見かけたら声をかけてください。https://twitter.com/i/status/1711282225743057013

サルバドール・ダリ Part.7

《見えない男》 《奇妙なものたち》 《テーブルとして使われるフェルメールの亡霊》 《クリストファー・コロンブスによるアメリカの発見》 《燃えるキリン》 《アメリカの詩》 《果てしない謎》 《ガラの3つの輝かしい謎》 《液状の欲望の誕生》 《大自慰者…

「ムーンライト・セレナーデ」 「明智光秀首塚」

俗の光秀の三日天下と言われるが、実際は11日間天下だった。光秀は小栗栖の竹藪で殺されたことが定説になっているが、どの資料にも小栗栖の地名はない。光秀は醍醐か山梨のあたりで殺されたのだ。光秀は何としても居城の坂本城へ戻り、態勢を立て直したかっ…

落花狼藉  朝井まかて

落花の狼藉とは処女を奪われることだと何かで読んだが、本書のタイトルではそういう意味ではない。私は知らなかったが、吉原遊郭は浅草寺裏の日本堤にあったらしい。事の起こりは元誓願寺前で遊女屋を営む庄司甚右衛門が、娼家の主人を代表として、幕府に陳…

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック Part.7 

《ムーラン・ド・ラ・ガレット》 《ボースン》(1882年) バンベルグ財団美術館 《マドモアゼル・マルセル》(1895年) スペンサー美術館 《Alfred la Guigne》(1894年) 《馬車を走らせるロートレック》(1880年) プティ・パレ美術館 《ムーラン・ド・ラ…

「ムーンライト・セレナーデ」 カフカの親友

カフカの親友に既に大学時代から文壇に認められていた、マックス・ブロートという人がいる。ブロートがいくら薦めても、最初から「文学では食べていけない」といって作家になることを拒否していた。あれほど勤めを嫌っていたにもかかわらずだ。カフカは亡く…

藤井聡太八冠

俗にキング・オブ・キングスなどというが、今の時代、その名に値するのは藤井聡太八冠(21)、大谷翔平、そして何を隠そう我がダメオ閣下(笑)しかいないだろう。しかし真面目な話、将棋界は天才集団と言われるが、八冠タイトルを独占するなんざ ただ者じゃ…

ダメオのアニマル・ラブ Part.40

始まりはじまり。話すも涙、聞くも涙の、お菊と与平の再会物語。「はあ~、会いたかった。会いたくて会いたくて、気が狂いそうだった」「私もよ、もうこの際、死んでしまおうかと思ったぐらいよ」「お菊ちゃんが隣村に貰われていったと聞いたときは、本当に…

【AB通信:オドロイター発】ハマスの残虐性

ガザ地区は天井のない監獄というぐらい袋小路の多いところで、イスラエル軍は今後、総攻撃を始めるらしいが相当悲惨な戦いになるだろう。全世界にハマスの残虐性を伝えた今回の戦争、40人のユダヤ人の赤ん坊の遺体を発見し、中には頭を切断されたものもあっ…

「ムーンライト・セレナーデ」 イスラエルは36万人の予備役招集

イスラエルとハマスの民族的対決が差し迫っている。イスラエルは36万人の予備役招集を行い、ガザ地区国境に装甲車、戦車は集めて、すべてのライフラインを止め地上戦を行うつもりだ。世界的にも人口密度の高いガザ地区にイスラエル兵が突入した場合、無数に…

「老いらくの性」

確か以前、「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です、でも書いたと思うが、私は好んでカフェで読書をしている男女関係なく自ら声をかけ、いつの間にかカフェ友が多くなってしまった。若い子には勘違いされるのでお年寄りばかりだが、反面、暫く見ないと何…

失楽の庭 中河与一

中川与一の本を読むのは3冊目だが、これはえらく古い作品だ。奥付を見ると初版が昭和25年10月となっている。故に全編、旧字体で、舞台は民国30年5月6日の北京から始まり、終戦後の民国35年11月の青島で終わる。つまり昭和20年5月6日からの話で、主人公は日本…

シネマへの招待 Part.7

アンソニー・パーキンスとジャネット・リーと言えば、アルフレッド・ヒッチコック監督作品の『サイコ』(1960年)ですね。キャ~~~~ってなもんですね、ジャネット・リーの叫び声が。 『レオン』 1933年頃の無声映画『ちびっ子ギャング』に出ていた犬、こ…

ルネ・マグリット  Part.9

《ある聖人の回想》 《閃光》 《人間の条件》 《人間の条件》 《人間の条件》 《人間の条件》 《人間の条件》 《脅かされる暗殺者》 《恐怖の仲間》 《心臓の代わりに薔薇を持つ女》 この《人間の条件》というのが、さっぱり解りませんが。 どういう意味なん…

「ムーンライト・セレナーデ」 佐久間信盛追放

佐久間信盛という人を知っているだろうか。織田信長の父の代から約30年間、織田家臣団の筆頭家老として家中を率いた人物だが、天正八年、天下平定の目処を立てた信長は家臣団の再編成を断行し、佐久間信盛父子、林通勝、丹羽右近、安藤守就(もりなり)らの…

ジャック=ルイ・ダヴィッド Part.2 

《アキレスの怒り》(1819年) キンベル美術館 《サッポーとファオーン》(1809年) エルミタージュ美術館 《髪を切った最後のマリー・アントワネットの肖像画》 《クピドとプシュケ》(1817年) クリーヴランド美術館 《ニオベの12人の子供たちを攻撃するア…

日輪草 日輪草は何故枯れたか 竹久夢二

夢二らしい優しい話だね。昔は、毎日半蔵門の方から永田町へかけて、水を撒いて歩く熊さんのような人がいたんだ。地理的なことが少し分からないので想像するしかないが、寺内将軍の銅像とあるが、これは陸軍大将にして元帥の故寺内正毅首相のことだろう。調…

野球史上最高の1日

「野球史上最高の1日」大谷翔平ダブルヘッダー完封&2本塁打をタ軍の敵将と選手が異例の称賛「それを目撃できて特別な思いだ」エンゼルスの大谷翔平が27日、敵地のコメリカ・パークで行われたタイガースとのダブルヘッダーでメジャー史上初の偉業を成し遂げ…

【AB通信:オドロイター発】 イスラエルとハマス 死1100人超

イスラエルとハマス 死1100人超。ハマスの軍事部門、カッサム旅団はイスラエル側に侵入して奇襲攻撃を行った様子だとする動画を公開しました。一方、イスラエルのネタニヤフ首相は「戦争状態にある」として報復作戦を開始し、ガザ地区にあるハマスの複数の拠…

「ムーンライト・セレナーデ」 『侏儒の言葉』

芥川の『侏儒の言葉』にある箴言に「桃李言わざれども、下自ずから蹊を成す」とは確かに知者の言である。尤も「桃李言わざれども」ではない。実は「桃李言わざれば」である。おいしい実やきれいな花つける桃やスモモは、黙っていても人が自然に集まり、いつ…

西條八十  筒井清忠

昔、『人間の証明』でジョー・山中の歌がとても良かったが、西條八十の『ぼくの帽子』を始めて知ったときの感動が忘れられない。母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、渓底へ落としたあの麦稈帽子ですよ。以来、萩…

【AB通信:オドロイター発】 イスラエルで、イスラム組織ハマスによる大規模な攻撃

イスラエルで、イスラム組織ハマスによる大規模な攻撃があり、これまでに少なくとも250人が死亡、パレスチナ側の死者も230人以上にのぼり、事態が悪化しています。イスラエル軍の広報官によりますと、パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスは、7日、イス…

ジョアン・ミロ Part.2 

《鳥の飛行に囲まれた女性》(1941年) 《月光のなかの女と鳥》 《無題》(1953年) 《赤い太陽》(1948年) 《女性に恋する人物と星座》(1941年) 《ワゴン・トラックス)(1918年) 《友人からのメッセージ》 《ダイヤモンドは夕暮れに微笑む》 《鳥の飛…

「ムーンライト・セレナーデ」 法規慣例に関する条約

1899年の陸戦の「法規慣例に関する条約」は、人道的配慮を中心とした具体性のあるものとして有名。同条約二十二条には「交戦者は害敵手段の選択に付、無制限の権利を有するものに非ず」と、不相応な苦痛や残酷な結果をもたらすような特殊な武器の使用を禁じ…

リブさん

「片目失明してます。見えない目は半分以下のサイズに萎縮して白く濁ってるので、今は自分でデザインした義眼をつけてます。」そうX(旧Twitter)に画像とともに投稿しているのはリブ(@Right_rib)さん。リブさんは右目を失明しており、仕事をしている傍ら…

ぼくの帽子 西條八十

母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?ええ、夏、碓氷(うすい)から霧積(きりづみ)へゆくみちで、 渓底(たにそこ)へ落としたあの麦稈(むぎわら)帽子ですよ。 母さん、あれは好きな帽子でしたよ、僕はあのときずいぶんくやしかつた、だけど、いき…

落花狼藉  朝井まかて

私の好きな朝井まかてですね。落花の狼藉とは処女を奪われることだと何かで読んだが、本書のタイトルではそういう意味ではない。私は知らなかったが、吉原遊郭は浅草寺裏の日本堤にあったらしい。事の起こりは元誓願寺前で遊女屋を営む庄司甚右衛門が、娼家…

パブロ・ピカソ Part.8

《救助》(1932年) 《旅芸人の家族》(1905年) ガルトルード・スタイン像』1906年 《オールド・ブラインド・ギタリスト》 《水着、人魚、裸の女性とミノタウロス》(1937年) 《母と子》 《ドラ マーレ》 《夜、鳩を抱いた少女に導かれる盲目のミノタウロ…