愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

「老いらくの性」

確か以前、「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です、でも書いたと思うが、私は好んでカフェで読書をしている男女関係なく自ら声をかけ、いつの間にかカフェ友が多くなってしまった。若い子には勘違いされるのでお年寄りばかりだが、反面、暫く見ないと何かあったのじゃないかと心配してしまう。実際、今日もカフェに来るか来ないかで肺がんの結果が分るという人がいるぐらいだ。ところで以前書いたというのは佐藤愛子女史の「老いらくの性」という問題だが、女史曰く、女も年を取っても性の問題に悩み多いという話だったが、カフェ友のある女性が、どうだろうか、ここ1年ぐらい、自家製のカレー、お好み焼きはもとより、ありとあらゆる食材を私に持ってくるようになった。写真の物も一昨日貰ったものだが、これでもかというぐらい日参して持ってくる。それもわざわざ、どこのカフェに居るのか探し出して持参するというから恐れ入る。いったい彼女は何を思ってこんなことをするのか解からない。真意を訊くわけにもいかず、まさかとは思うが、佐藤女史の言っていることなのだろうかと訝しむ昨今なのだ。