愛に恋

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「ムーンライト・セレナーデ」 真は嘘の皮、嘘は誠の骨

江戸の昔は男たるもの吉原に上がるのは当たり前なのか。吉原は造り物の世界。虚実を取り混ぜてお見せする、夢の世界。親に捨てられ、売られた娘が躰も魂も磨き抜いて、大名とも対等に渡り合う。真は嘘の皮、嘘は誠の骨、迷うもよしわら、悟もよしわら。江戸の者はその逆転に気づいている、なればこそ、皆は喝采するってか。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。今日はカフェでとびっきりのいい女を見た。プラチナブロンドの白人で背中の大きく開いたワンピ。そこに見えたは大きなタトゥー。咥え煙草でスマホを操作。一人悶絶昇進。おやすみなさい、また明日。