愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「ムーンライト・セレナーデ」 『蘇州夜曲』

数々の名曲を作った服部良一は自作の中でも『蘇州夜曲』が一番好きだと言っている。作詞は西條八十で、昭和15年、映画『支那の夜』で長谷川一夫と共演した李香蘭が挿入歌として歌っているが、戦後、進駐軍から日本の国策映画だと槍玉に上げられた作品だ。橋…

【AB通信:オドロイター発】 伯桜鵬

私のカフェ友のお爺さんが元横綱の白鵬が嫌いなので、宮城野部屋所属の力士が嫌いだという。それは偏見以外の何ものでもない。好き嫌いは柔軟性があらねばならない。親方が嫌いだから弟子も嫌いなんて柔軟性がなさすぎる。まだ髷も結えない幕尻の新入幕力士…

一人称単数 村上春樹

今年の2月10日発売の文庫を古書店で買えてラッキーってなもんです。8編からなる短編集でどこまでが実体験に基づいているのか分からないが、中でも「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles」が一番良かったな。学生時代兵庫に住んでいた著者のガールフレン…

ミラ・ジョヴォヴィッチ Part.4 

2005年 1998年 アナタはかなり魔性的なオンナですよね、知っていますよ私は。 なんだか身長も高そうで映画で観る限り体力もありそうですよね。 今、私が求めているのは体力です。 どうか私を助けてください、連絡待ってます。

ダメオのアニマル・ラブ Part.35 

「おお、何と痛々しい。どうしたんだ」「うん、ちょっと怪我してね。さっき抜糸してきたんだ」「併し、大変だったな。ホント、これからは気を付けてくれよな」「うん、まだ痛いからね。もう懲り懲りだよ」「とにかくさ、美味しいもの食べて暫く休養してね」…

ジョン・シンガー・サージェント Part.6 

《ヘンリー・ジェイムズ》(1913年) ロンドン・ナショナル・ポートレート・ギャラリー 《エドゥアールとマリー・ルイーズ・パイユロン》(1881年) 《パリの物乞いの少女》(1880年) 《ベアトリーチェ・タウンゼンド》(1882年) 《スケッチ》(1914年) …

「ムーンライト・セレナーデ」 寒山拾得

寒山拾得(かんざん じっとく)と読むが、中国江蘇省蘇州市楓橋鎮にある臨済宗の寺・寒山寺に伝わる風狂の僧、寒山と拾得の伝承で、これを題材にした森鴎外の短編小説に『寒山拾得』がある。台州の知事職に相当する主簿を務めることとなった閭丘 胤(りょき…

カトリーヌ・ドヌーヴ  Part.9  

1962年 1970年 (1969年) 1965年 1965年 ドヌーヴさん、やっぱりアナタは美しい。 見ていて飽きない、どうか喫茶コメダで間近で見させてください。 目と目が合ったその日から鯉の、いや、恋の花咲く時もありますからね。

「ムーンライト・セレナーデ」 いったい何のために僕らは本を読むのか?

「いったい何のために僕らは本を読むのか? 君の言うように、幸福になるためか? やれやれ、本なんかなくたって、僕らは同じように幸福でいられるだろう。いいかい、必要な本とは、このうえなく苦しくつらい不幸のように、自分よりも愛していた人の死のよう…

ルネ・マグリット  Part.7 

《享楽の深み》 《炎の帰還》 麗しき関係 《イラスト付き若者》 《神々の怒り》 《不思議の国のアリス》 《精神の現在》 《出現》 《ことばの用法》 アナタの絵は奇妙ですね。私は純粋芸術が好きなんですよ。 奇想天外なものは確かに面白いですが、長く鑑賞…

「佐世保軍港新聞」

昨日、古書市に行ってきました。そこで見た「佐世保軍港新聞」の束。それが10万円です。誰か買う人いるのだろうか。明治38年1月12日とあるので日露戦争真っ只中ですね。読んでみたいな。

7月20日はブルース・リーが亡くなって50年

今日、7月20日はブルース・リーが亡くなって50年。あの頃、日本は『燃えよドラゴン』に話題が集中。私も熱に浮かされたひとりで、一度観に行ったものを強引に彼女を誘って、わざわざ二度観したぐらい感動した映画でした。今まで見たこともないブルース・リー…

咥えタバコの女 Part.19 

上から7番目の女性はセクシー過ぎるね。一度、コメダでお話しましょうよ。

「ムーンライト・セレナーデ」 本能寺の変に謀略はなかった

武将というのは厳しい戦国の世を生き残るために戦場で総力を掛けて戦ったが、それ以上に調略に総智を傾けていた。これを謀略と呼ぶのであれば、武将は謀略の限りを尽くしたといえる。「本能寺の変に謀略はなかった」と主張する研究者もいるが、厳しい時代を…

アン・ハサウェイ Part.4

2021年 2009年 アン・ハサウェイさん、不思議ですね西洋の女優さんは。清純そうなイメージでも結構エロっぽいことを平気でしますよね。 まあ、そこが魅力なんですけど、やっぱりエロスは必要ですからね。 今度、デートしましょう。

アメデオ・モディリアーニ Part.7 

《若い女性》(1918年) ビュールレ・コレクション 《ルネ》 《帽子とネックレスを身につけたジャンヌ・エビュテルヌ》(1917年)個人蔵 《マダム・ヴァン・ムイデンの肖像》(1917)サンパウロ美術館 《ジャンヌ・エビュテルヌの肖像》(1919)メトロポリタン美…

「ムーンライト・セレナーデ」 二村定一

二村定一。今、私の周辺の若い人はこの名前をまったく知らない。知らなくても不都合なことはなにもないし、まァ当然と思うけれども、五十代以上の人、特に昭和初期に物心ついていた人にとっては、青春の郷愁を感じる名前であろうと思う。試みに、古いレコー…

古本生活読本  岡崎武志

太平洋戦争において文化財の多い京都への空襲を避けるよう米軍に進言したのは、ロシアの日本学者、東洋学者であるセルゲイ・エリセーエフという人物だが、そのエリセーエフが神保町が焼ければ世界的損失になるとも言ってくれたお陰で、神保町は戦災を免れた…

AB通信:オドロイター発 ロシア軍、東部に10万人集中

ウクライナ軍高官は17日、ロシア軍が東部のドネツク州リマン方面とハリコフ州クピャンスク方面に計10万人以上の兵士を集中させていると指摘した。大規模攻撃を準備している可能性がある。ウクライナのシルスキー陸軍司令官は東部での戦況について「依然とし…

「ムーンライト・セレナーデ」 柳家金語楼

エノケン、ロッパと並ぶ三大喜劇人として知られた落語家の柳家金語楼を知る人も少なくなったが、金語楼に『あまたれ人生』という本がある。明治34年生まれなので何分話も古い。その中に金語楼の好きな都都逸が沢山載っている。それを幾分取り上げてみると、…

馬車馬ガンバレ!

おっとどっこい、馬車馬ガンバレ!

ジェーン・バーキン Part.2 

1964年 1968年 バーキンさん、アナタの若い頃というのはヌードしかイメージがありません。 脱いで脱いで脱ぎまくる、その脱ぎっぷりが潔いですよね。 そうこなくちゃ話になりません。 併し、いつ頃から脱がなくなったんですか。 近年は噂を聞くことがなかっ…

訃報 ジェーン・バーキン

そうか、今日、ジェーン・バーキンが亡くなったのか。セルジュ・ゲンスブールのところに行ったんだね。最愛の人の下へ。お疲れ様でした、心よりご冥福をお祈りいたします。

「ムーンライト・セレナーデ」 西條八十の論文

大正四年、早大英文科を卒業するにあたっての西條八十の論文は、アイルランド文学のシングだった。シングの翻訳など一つもない中、芥川との間で応酬もあった。論文を書くために全作品を読みかつ論じるには長大な時間を要し、そして結局論文提出前夜になって…

オディロン・ルドン part.3 

《花の中のオフィーリア》(1905-1908年頃) ロンドン・ナショナル・ギャラリー 《キャリバン》(1881年) オルセー美術館 《黄色い背景の木》(1901年) ドムシー・シュル・ル・ヴォー城 《目を閉じて》(1890年) オルセー美術館 《オルフェウスの死》(19…

78年前と今日

1945年6月10日,沖縄戦にて。後方に見える“ビッグアップル・リッジ(八重瀬岳)”に向けて進む第96師団第381歩兵部隊の偵察隊と現在の景観。 大阪大空襲の翌朝撮影された十三大橋の写真と、同じ場所で撮影した現在の写真 前日の空襲で十三駅周辺は焼失。

スカーレット・ヨハンソン  Part.24 

スカーレットさん、私の心はアナタで一杯です。 そんな私の願いを叶えてください。 ぜひ一度、喫茶コメダでお話しませんか。

「ムーンライト・セレナーデ」 関東軍特別大演習

1941年6月22日、ドイツ軍がソ連を不意打ちにし、『電撃作戦』でソ連領深く進撃した。松岡外相は、日本もただちにシベリアに進撃せよ、と主張。そして関東軍特別大演習の名目で、対ソ戦準備のため陸軍史上最大の兵力・資材の動員をおこない、関東軍を70万人と…

カジミエシュ・“シュロン”・クリムチャク大佐

ポーランドからの悲しいニュース。カジミエシュ・“シュロン”・クリムチャク大佐が本日109歳で死去 第一次世界大戦の数か月前に生まれた彼は、1939年にドイツと戦った兵士の一人で、地下軍に入り、その後1944年のワルシャワ蜂起で再び戦った。ヒーロー、安ら…

パイレーツ・オブ・FM 小さなスナック パープル・シャドウズ

www.youtube.com 私に世代には涙が出るほど懐かしい曲です。 本当によく歌いました。