愛に恋

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古本病が欲しいほしい病になってしまった。

  

古本というのは安いからといって何でもかんでも買えばいいというもんじゃないということはよく分かっているのだが、どうしてもつい買ってしまう。たとえばこの世界的名著といわれる、60年前のレイチェル・カーソン の『沈黙の春』。新装版らしいが2400円(税別)のものが200円で、『黄色い部屋の秘密〔新訳版〕』は980円を300円で買った。解説には「自然破壊にとどまらず人間の生命の核、遺伝子直撃へと環境問題が加速度的に複雑化、深刻化しつつある今日、その危機を40年近く前にいちはやく指摘し、孤立無援のうちに出版された名著」とある。積読本が562冊となってしまった。これは爆買いではないのか。古本病が欲しいほしい病になってしまった。