愛に恋

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「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 「読書は格闘技」

何度も書いたと思うが「読書は格闘技」である、別に私が生み出した言葉ではなく、誰かが言ったものだが、ややこしい本、小難しい本、長い本、時に嫌になることがある。それでも読書によって培った忍耐力、この戦争もいつかわ終わると心の中のもう一人の己が発破をかける。しかし、茫然と飯を食い、漠然と眠り、漫然と日々を過ごす楽な生き方をしたいと思うのも人間の性。子供のころ、万年草履というものが流行ったことがある。楽でいつまでも履ける草履というわけだが、父はそれを痛く嫌った。事実、父は草履を履かなかった。それ故か、今も私をその教えを守って家には草履がない。靴のかかとを踏んで歩くこともない。細やかな我が家系の習わしを守って生きている。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。序ながら私は真夏でも何故か家で靴下を脱がない。もうこれは癖になっていて、裸足で歩くと足裏にゴミがつくのを嫌っているせいなのだが、決して潔癖症なわけではない。かなりずぼらなタイプだと思う。おやすみなさい、また明日。