愛に恋

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ツインズ 21古本市

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古本道に迷い込み、古本病に憑りつかれ、気が付けば保険適用なし。

全体、どれだけ買えば気が済むのか。

古本は奥が深いということはよく分かった。

然し、この道は際限がない。

既に積読本が260冊を超えた。

絶対に300冊を超えないようにしなければいけない。

だが、もっとハードな買い方をしている知人がいる。

「読むかどうかではない、買うかどうかなのだ」と剛毅なことを言う。

そこがどうしても分からないので、本人に訊いてみた。

先月などは100冊は買ったのではないだろうか。

当然、読み切れない。

でどうするのか、つまり素通りなわけだ。

読まない本は、本人を経由して古本市から古本屋に売られる。

私にはこんな荒業は出来ない。

更に言うなれば、地方の古本屋を巡り、コンビニで段ボール箱を貰い、買った古本を詰め込み、ユーパックで自宅に送るという、A HARD DAY'S NIGHTな御仁も存在する。

こんな話を聞けば、私の道楽なんて可愛いものだ。

そうは言っても果てどうする、この山積み。

とんでもないことになって来たが分かっているのだろうな。

分かっています、根気よく1冊、1冊読んで行くしかないことも。

ただ、こんなにあると次に何を読んだらいいのか常に迷う。