愛に恋

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『思い出の役者』

なつかしいですね、この人、テレビ、映画でよく観ましたね。三谷 昇(昭和7年4月9日 - 令和5年1月15日)さんです。目は、29歳の時に自動車事故で失明したそうです。慢性心不全急性増悪のため死去。90歳没。

山本 麟一 (昭和2年1月16日 - 昭和55年10月16日)1960年代後半以降のヤクザ映画では悪役として活動し、強面のヤクザ役を演じた。大学の後輩である高倉健からの信頼も厚く、共演作品は数多い。1980年、肝腎症候群癌性悪液質のため53歳で死去した。普段からウェイト・トレーニングを欠かさないなど、人一倍体力に自信を持っていたこともあり(本人が診察を受けるのを嫌がり)、病気の発見が遅れ、入院してから急速に病状が悪化した。ずいぶん若くして亡くなったんだね。

川地民夫(1938年7月21日 - 2018年2月10日)です。知らないうちに亡くなっていたんですね。1958年、『陽のあたる坂道』でデビューだそうです。その後、脇役に転じてから独特の個性に磨きがかかり、特に1963年の『野獣の青春』以来、鈴木清順監督に重用された。2018年2月10日午後4時59分、脳梗塞のため神奈川県横須賀市内の病院で亡くなった。79歳だった。殿山泰司が逗子でチンピラにたかられ、殿山が日活に撮影に行ったら、そのチンピラ川地が「今度、役者になったんだ」と言ったという。

懐かしい脇役さんですね。田中 春男(1912年3月25日 - 1992年2月21日)です。1925年、映画俳優になるため、日活大将軍撮影所所長の池永浩久の自宅を訪ねて入社を懇請した。ようやく許されると中学校を中退し、日活に入社。戦後は、東宝・新東宝などの映画に出演するが、次第に独特の個性を発揮して、黒澤明小津安二郎溝口健二豊田四郎など日本映画史を彩る数々の巨匠の作品に出演し性格俳優として活躍した。特に腹に一物ある関西人(商人など)を演じさせたら天下一品の名優であった。

今日の「思い出の役者」はこの人、郷 鍈治(1937年5月29日 - 1992年9月11日)さんです。知ってますかね、宍戸錠さんの弟にして、ちあきなおみの旦那さんです。彼が亡くなったことで、ちあきなおみは引退宣言もなく公の場に姿を現さずになってしまいました。よほどショックで大好きだったんでしょうね。男は顔じゃないという証明のような男優さんでした。

今日の役者さんは天本英世(大正15年1月2日 - 平成15年3月23日)です。1945年に19歳で学徒出陣で兵役に召集され、5月に久留米の野砲隊(大砲係)に入隊、その後通信兵として宮崎県に送られた。しかし、営内では上官に対抗し、その度に鉄拳制裁を受けた。この経験が自身の反骨志向を育む。1948年に東京大学法学部政治学科に入学する。大学では国際政治学を専攻し、当初は外交官を目指していたが、当時の政府の政治姿勢に失望し、文学や演劇に没頭するようになった。優秀な人だったんですよ、この人。

今日は金田龍之介昭和3年6月15日 - 平成21年3月31日)さんです。おもに時代劇での悪役で名を馳せたが、現代劇での気のいい父親役も自在にこなした。中でも『子連れ狼』での阿部頼母は「時代劇史上傑出した悪役キャラ」として、今なお評価が高い。1970年に第10回日本放送作家協会男性演技者賞、2001年に文化庁長官賞、2004年に第25回松尾芸能賞優秀賞を受賞。市川猿之助スーパー歌舞伎の常連である。

今日の役者さんは伊藤雄之助(1919年8月3日 - 1980年3月11日)さんです。この人は永遠の脇役でしたから以外に観てるんですよね。特に黒沢作品にはよく出ているベテラン俳優さんで、実に妙な味わいを出していました。『大根役者・初代文句いうの助」という本を出しているが、一度、古書市で見かけたが高かったので買わなかった。今度見たら買おうかな。

今日の『思い出の役者』は梅津栄さん(昭和3年7月5日 - 平成28年8月6日)です。「俺は庶民俳優だから」と称し[2]、悪役からコミカルな三枚目・とぼけた役・シリアスな役柄等演技の幅は広く、名作からコメディまで内容を選ばなかった。また、若手の俳優と絡む様な場面でも決して偉ぶることなく、自分より経験の浅い俳優の演技をサポートしつつも自らの仕事を全力でこなしていたという。肝硬変のため都内の病院で死去。満88歳没(享年89)。

7月7日は俳優 遠藤太津朗 (1928年1月30日 - 2012年7月7日)さんの12回目のご命日です。テレビや映画の名脇役として活躍、1960年代から個性派悪役として東映の任侠、やくざ、アクション映画や水戸黄門必殺シリーズなどの悪役として活躍の他、銭形平次の三輪の万七親分や藤田まことさんの京都殺人案内などでも有名。昔、大川橋蔵さんの「銭形平次」で相方の親分役でよく出てましたね。「おお、銭形のぉ」というのがいつもの台詞。