愛に恋

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「ムーンライト・セレナーデ」 ゴッホの印象派批判もここにあったといわなければなるまい。

「僕の記憶に一番強く残っているのはフランス・ハルスの《少年漁夫》、レンブラントの《サスキア》、リューベンスの微笑したり、泣いたりしているいくつかの顔だ。ああ、絵は描かなければならぬ、それなら、なぜ単純に描かないのか。実生活をよく見ると僕は同じような印象を抱く。僕は街でよく人々を見る。だが、貴婦人たちより女中たちの方がはるかに興味があって、美しいと思うことが多い。紳士たちより労働者のほうが興味がある。こうした平凡な娘や男たちのなかに、僕は力と活力見出す」ゴッホ印象派批判もここにあったといわなければなるまい。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。明日、明後日は楽しみというしかない。明日は内閣、党の人事刷新で顔ぶれはどうなるのか。更迭された人は今後何を語るのか。明後日は午前8時から、いよいよ大谷のドジャーズ入団記者会見で世界中から報道陣が集まり何を語るのか。非難を浴びる更迭大臣と絶賛される大谷会見。この明暗をとくと楽しみたい。おやすみなさい、また明日。