愛に恋

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「ムーンライト・セレナーデ」 行く春や鳥啼く魚の目は泪

行く春や鳥啼く魚の目は泪。芭蕉大先生には申し訳ないが、私は今でもこの句を純粋に鑑賞することが出来ないと向田邦子は言うが、私はこの句の意味さえ解らない。どういうことだろうか、解釈できなければコメントもできない。それに比べると、テレビも週刊誌もなく、子供は「愛」という抽象的な単語には無縁の時代でした。私にとって愛は、ぬくもりです。小さな勇気であり、やむにやまれぬ自然の衝動です。「神は細部に宿りたもう」という言葉があると聞きました。戦争を体験した向田にとっても愛は簡単に得られるものではなかったのだろう。こちらなら理解が出来る。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。いよいよ明日、ドジャーズ入団の大谷記者会見がスタジアムで行われる。あまりに世界から報道陣が押し寄せるので、一応、球団側は椅子を350席用意したといっているが、つまるところ明日にならなければどうなるか分からないといっている。会見予定時間は日本時間の午前8時。NHKもこの歴史的会見を8時15分から放映すると言っている。もちろん「羽鳥慎一モーニングショー」も2時間の予定で特集するらしい。私にとっても紅白、レコード大賞以上の「モーニング・ダメオ」ぶりだ。なんのこっちゃ。おやすみなさい、また明日。