《ブルーシネマ》(1925年)
《準備されたブーケ》(1957年) (フローラ)
《美しい遊歩道》(1965年)
《恐怖の仲間》(1942年) マグリット美術館
《風景》(1926年)
《個人的な価値観》(1952年)
《The Lovers》
《シークレットライフIV》(1928年)
デカルコマニア 1966年
《人の子》
マグリットの作品は、事物の形象はきわめて明確に表現され、筆触をほとんど残さない古典的ともいえる描法で丁寧な仕上げがほどこされている。しかし、その画面に表現されているのは、空中に浮かぶ岩、鳥の形に切り抜かれた青空、指の生えた靴といった不可思議なイメージであり、それらの絵に付けられた不可思議な題名と相まって、絵の前に立つ者を戸惑わせ、考え込ませずにはいられない。
確かに、何でこうなるのという画風で、こういう発想は私にはまったくない。