ジュール・パスキン
《眠る裸女》(1928年)
《ランチ》(1923年)リエージュ近代美術館
《横たわるエリアーヌ》(1929年)
《緑の帽子の裸婦》(1925年)
《果物をもつ少女》(1927年)
《ミミ・ローラン》(1927年)ハーシュホーン美術館
《2人のスイス娘》(1925年)
初登場ですね。
ブルガリア人の画家でエコール・ド・パリ全盛の1920年代、モンパルナスで華やかな浪費生活をし「モンパルナスの王子」の異名を得たが、友人でノルウェー人画家のペル・クローグの妻のリュシーと不倫関係になり、酒と麻薬にまみれた自堕落な生活が原因で別れ、自宅アトリエの浴槽で手首を切ったうえ、首を吊って自殺。
ドアに血文字で「Adieu Lucy」(さよなら、リュシー)と書かれていた。
彼の絵が近年ではどのような評価を得ているのか私は知らないが、これが彼の個性だというしかない。