愛に恋

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コロナ、コロナ、コロナ

所要で新大阪まで出かけて来た。

久しぶりに行ったので少し様変わりしたところもあったが、それ以上に様子が一変していたのが一階の食堂街。

まったく閑散として閑古鳥の住処となっていた。

序に何か食べて行こうにも店内には客はおらず、入りにくいったらありゃしない。

コロナの影響で閉店休業している張り紙などもあり、こんなに酷いのかとびっくりした。

店員は手持無沙汰にたたひたすら客が来るのを待っている。

驚き入り候にも限度がある。

そこに持って来て更に驚いたのがこの看板。

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ええ、イケないのは密閉した空間ではなかったのか。

混雑した電車内、ライブハウス、院内感染など。

四天王寺古本まつりは文字通り寺の敷地内で行われる市で、個人的には何ら問題はないと思っている。

これが駄目ならジュンク堂紀伊國屋、蔦屋書店などビル内にある書店はどうなるのだ。

いくらなんでも神経質すぎるのではないか。

梅田の地下街にも三宮のアーケード街にも人などうじゃうじゃいるではないか。

あれも駄目、これも駄目では経済は疲弊して倒産が増えるばかり。

大体からして何故パチンコ屋は営業自粛しないのか。

あれほど密閉空間で環境の悪い所もないのに連日盛況ではないか。

そもそもパチンコ屋でコロナウィルスが発生したなど聞いたことがない。

にも拘わらず風通しの良い屋外古本市は駄目。

どういう論理だ。

私を手本にする必要はないが、日々、帰宅したら手荒い嗽はするが、外出する時は、例え病院に行く時もマスクはしない。

まったく無頓着無防備で何処へでも行く。

確かに人生備えあれば患いなしだが、逆に人生、為るようにしかならないとも言える。

酒やタバコを飲まないのに早死にする人もいれば、70、80までタバコを吸って、何ともない爺さん婆さんもいる。

タバコが如何に人間にとって害あるものかは、もう嫌というほど聞いた。

然し、80歳までタバコを吸って元気なのは何故かという話を聞いたことがない。

何もタバコを奨励しているのではない。

私自身、15年程前に止めている。

知人に中性脂肪が600を超えているのに、病院にも行かず普通に生活している男がいる。

一体どうなっているんだ、さっぱり解らん。

つまり、人生、為るようにしかならないというのは、そこなのだ。

第一、マスクマスクと言うが、レストラン、喫茶店に入ったら、あの密閉空間でマスクを取らなければいけない。

そこはどう判断すればいい、ええ、専門家の人のお言葉が欲しいところだ。

一口食べたらマスクをして咀嚼する。

そういうことにしてほしいってか。

いつ自分の傍にコロナ患者が近づいて来るか分からない。

それは自分の力ではどうしようもないことなのだ。

第一、罹患している本人が知らないこともあるわけで。

これを何と防ぐ。

「人の多いところにはあまり出かけないようにして下さい」

そうか、ではスーパーはどうする。

店内では2メートル間隔を必ず保って下さいってか。

とにかく、このようなことが奨励されるようでは、今年はプロ野球もオリンピックも中止せざるを得ない。

ライブもスポーツも、果ては紅白も中止したらいい。

戦後、そんな年が1年ぐらいあってもよい、そういうご時世が来たのだ。

何もかも中止で嬉しいじゃありませんか。

私は家でひっそり読書でもしますよ。