愛に恋

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2020-01-01から1年間の記事一覧

桜桃の記 伊馬春部

太宰にとって無二の親友とは、この伊馬春部のことなのだろうか。 伊馬宛てに二つの遺書が遺されている。 一つは、好きだった伊藤左千夫の歌。 「池水は濁りににごり藤波の影もうつらず雨降りしきる」 この歌を何遍も繰り返し読んでみたが、今一つ分からない…

ギュスターヴ・クールベの《世界の起源》、モデルの名が解決

美術史上最大の謎のひとつが解決されたかもしれない。19世紀のもっともスキャンダラスな絵画、ギュスターヴ・クールベの《世界の起源》(1866)で描写されたモデルの正体が、ついに明らかになったという。 本作は、女性器に焦点を当てた胴体部分のみを描いて…

イヴァン・アイヴァゾフスキー  Part.2 

《波間》(1898年) 《コクテベルの海》(1889年) 《第九の波濤》 (1850年) 国立ロシア美術館 《ペテルゴフの大きな噴水のある風景》 (1837年) 《海辺の日の出》(1848年)ラトビア国立美術館 《黒海》(1881年) 《月夜の湾と風車》(1858年) 《第九の怒濤》…

ジェーン・フォンダ part.2  

1966年 バーバレラ (1967年) 1962年 なかなかキツイ眼差しがセクシーですね。 そうなんですね、知的な女性の怒った顔というのは本人は気が付きませんが、セクシーな表情になるんですよ。 「はい、その顔のまま」、と言って写真を撮るのが一番いいですね。 父…

フィンセント・ファン・ゴッホ Part.31 

《アニエールのレストラン・リスパル》(1887年)ネルソン・アトキンス美術館 《わらぶき屋根の家々》(1890年)オルセー美術館 《散歩 落葉》(1889年) ファン・ゴッホ美術館 《ブドウ,セイヨウナシ,レモンのある静物》(1887年) ゴッホ美術館 《麦を束…

エリザベス・テーラー Part.7 

ディーン・マーティンと。 Rock Hudson and Elizabeth Taylor, 1960 Elizabeth Taylor and Paul Newman 1958年 Elizabeth Taylor and Montgomery Clift (1951) 1950年 1959年 1953年 何をしてるんですかテーラーさん。 いつまで待たせるんですか。 もういい…

ミケランジェロ・メリージ・ダ・ カラヴァッジョ part.4 

《聖アンナと聖母子》(1605-1606年)ボルゲーゼ美術館 《聖ペテロの磔刑》(1600-1601年)サンタ・マリア・デル・ポポロ教会チェラージ礼拝堂 《聖母の死 》(1604年-1606年頃)ルーヴル美術館 《果物籠を持つ少年》(1593年-1594年)ボルゲーゼ美術館 《キ…

Deep Purple - Black Night (Live 1972)

Deep Purple - Black Night (Live 1972) ハードロックです、お気を付けください。 音源は日本公演のアンコール・ナンバーだと思います。 メンバーは黄金期5人、最強のバンドでした。 ジョン・ロード キーボード リッチー・ブラックモア ギター イアン・ペイ…

ロヴィス・コリント 1858年7月21 日 - 1925年7月17日 

《麦わら帽子の自画像》(1923年) 《骸骨のある自画像》(1896年)レンバッハ美術館 《朝日》(1910年) 《サロメ》(1900年)ライプツィヒ造形美術館 《サロメとしてのゲルトルート・アイゾルト》(1903年) 《猫を抱く少女》(1904年)シュトゥットガルト…

ソフィア・ローレン Part.5 

1963年 1963年 1967年 1957年 1955年 そうですよね。ソフィアさん。 野性味溢れるオンナは腋毛ぐらい見せて登場してもらわないとね。 タバコをふかし、胸の谷間の一つや二つどぉってことないですよね。 こちら日本ではアナタみたいな女を探そうと思ったって1…

レンブラント・ファン・レイン Part.8 

《クラウディウス・キウィリスの謀議》(1661-1662年) 《トビトとアンナ》(1626年)アムステルダム国立美術館 《エウロペの誘拐》(1632年) 《ヘンドリッキエ・ストッフェルドホテル・ヤーヘルの肖像》(1655年) 《34歳の自画像》(1640年) 《30枚の銀…

モニカ・ベルッチ Part.5 

分かりました、わかりましたよ、貴女が美人でスタイルが良く、そしてスケベだということは、このあたし、染み入るほど理解しました。 だからそう見せびらかすのは止めてください。 本当に体に毒なんですよ。 えっ、それが私の狙いだって。 そうか、貴女が女…

エヴァ・ガードナー Part.6

1944年 1944年 1950年 1957年 1949年 1938年Part.6 の貴女は本当にお美しい。 貴女みたいな人と結婚してみたいと思います。 性格もキツそうですよね。 やりましょう、掴み合いの喧嘩、私結構好きですから。 そうこうしていくうちに精神的繋がりも深まるって…

読書をする女 Part.7 

David Hettinger ジョン・レィヴァリ サミュエル・メルトン・フィッシャー《本を読む若い女》(1902年) Elisabeth Chaplin 1916年 フローレンス・フラー(オーストラリア、1867-1946)《最高の友達》(1900年頃) ヨハン・グズモンセン=ホルムグレーン(18…

日本の女優 Part.2 

原節子 1920年6月17日 - 2015年9月5日 樫山文枝 1941年8月13日 - 岩下志麻 1941年1月3日 - 扇千景 1933年〈昭和8年〉5月10日 - 東宝「三十六人の乗客」1957年 松岡きっこ 1947年2月11日 - 南田 洋子 1933年(昭和8年) 3月1日 - 2009年(平成21年)10月21日 …

ジャック=ルイ・ダヴィッド 1748年8月30日 - 1825 年12月29日 

自画像(1794年) 《施しを受けるベリサリウス》(1781年)リール宮殿美術館 《マラーの死》(1793年) 《サビニの女たち》(1799年)ルーヴル美術館 《エミリー・セリツィアとその息子》(1795年)ルーヴル美術館 《ヴィーナスと三美神に武器を取り上げられ…

クラウディア・カルディナーレ Part.6 

1965年 1966年 1963年 クラウディア・カルディナーレさん、いいですか、覚えておいてください。 16歳の時、『ブーベの恋人』を見て以来、貴女は私の心の恋人なんです。 お口の恋人ロッテじゃありませんよ。」 お口の恋人 クラウディアにするにはどうしたらい…

フィンセント・ファン・ゴッホ Part.30 

《サン・ポール病院の庭》(1889年) 《田舎家の前で土を掘る農婦》(1885年) 《ヒナギクのある花瓶》(1886年)フィラデルフィア美術館 《丘を抜ける道の2本のポプラ》(1889年)クリーブランド美術館 《日没の種まく人》(1888年) 《石膏彫刻の女性トル…

OLIVIA NEWTON-JOHN ♬PHYSICAL cover by HSCC

'PHYSICAL' (OLIVIA NEWTON-JOHN) cover by HSCC 最近、行きつけの喫茶店は急にBGMをJ・ポップに変えたはいいが、まあ、中性的な男性ボーカルと、どれもこれも似たような声の女性ボーカル。 歌詞と言えばお決まりの、会いたい、愛してる、君は一人じゃない、…

ディエゴ・ベラスケス Part.3 

《シルバー・フィリップ(フェリペ4世の肖像)》(1631-1632年) プラド美術館 《カルロス皇子と侏儒》(1631年)ボストン美術館 《お針子》(1635-1643年) 《ハンターとしてのカルロス王子》(1635-1636年) 《マリアとマルタの家のキリスト》(1618年)ロ…

エロスの美学 Part.30  

Yuri Iluhin ダイアン・ウェバー 1932年7月27日 - 2008年8月19日 絵画のような作品、ビーナスとような写真、鍛え抜かれた体の裸体。 みなさん綺麗ですね。 美の極致です。 女体がアートの域まで達した作品ばかりで素晴らしい。

ポール・ゴーギャン Part.8

《美しきアンジュール》(1889年)オルセー美術館 《マドレーヌ・ベルナールの肖像》(1888年)グルノーブル美術館 《ブルターニュの海岸》(1889年)スウェーデン国立美術館 《ナヴァ・ナヴァ・ナハマ(楽日)》(1896年) 《緑のキリスト》(1889年)ベル…

ナオミ・ワッツ 1968年9月28日 - 

2002年 2004年 昔、ナオミの夢なんていう曲を、確かギリシャ人が日本語で歌ったような曲がヒットしましたが、然し貴女、美人ですよね。 ちょっと胸が小さいのと、少し痩せているのが玉に瑕ですが、お顔だけ拝見していると目が覚めるようなお美しさ。そんな貴…

ポール・セザンヌ Part.11  

《人形を持つ乙女》(1902年) 《砂糖壺、梨とテーブルクロス》(1893-1894年) 《青い花瓶》(1885-1887年)オルセー美術館 《青い服の女性》(1904年)エルミタージュ美術館 《森の中》(1898-1899年) 《松の木のあるサント・ヴィクトワール山》(1885-188…

ブリジット・バルドー part.6 

1968年 1956年 全裸 バルドーさん、はっきり言って貴女は脱ぎすぎ。 もう、男慣れしているのが見え見えなんです。 ヌードなんて何とも思ってないでしょ。 ただ、見せてはいけないと言われるから見せないだけであって。 よく、小悪魔的という言葉を聞きますが…

エドガー・ドガ Part.6 

《黄色いスカートの3人の踊り子》(1891年)デトロイト美術館 《室内》(強姦)(1868-1869年) 《アンリ・ロアール》(1875年頃)カーネギー美術館 《オルタンス・ヴァルパンソンの子》(1871年頃) ミネアポリス美術館 《美術館訪問》(1880年)ボストン美…

エヴァ・ガードナー Part.5 

1949年 お相手はグレゴリー・ペック 1940年 Lana Turner and Ava Gardne 1951年 1947年 エヴァさん、貴女って身長はどのくらいあったんですか。 私とキスをしたら、どちらが見下ろすんでしょうか、それが気になります。 それともう一つ。 若い頃の貴女は、お…

ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル  1780年8月29日 - 1867年1月14日 

《アウグストゥスに読み聞かせるウェルギリウス》(1812年) 《レオナルド・ダ・ヴィンチの死》(1818年) プティ・パレ 《モワテシエ夫人》(1856年) ロンドン・ナショナル ギャラリー 《バルパンソンの浴女》(1808年)ルーヴル美術館 《玉座のナポレオン…

春画の色恋 江戸のむつごと「四十八手」の世界 白倉 敬彦 

能楽が、能と狂言に分かれているのも尤もであると同時に、その二つが一つになって初めて能楽であることも象徴的で、そして、下層表現の二大要素といえば、いうまでもなく笑いと性で、春画がその二つの要素を兼ね備えているわけだ。 そこで多くの春画の達人と…

ソフィア・ローレン Part.4 

1961年 21歳 ソフィアさん、貴女に対する私のイメージは、先ず気が強い。 男なんか平気で引っ叩く。 もちろん、男勝り。 野性味があり、肉食系。 然し、男漁りはしない。 案外一途で、意外と経験人数も少ない。 どうでしょうか、当たっていますか。 できれば…