愛に恋

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「ムーンライト・セレナーデ」 生きることは、たえずわき道にそれていくことだ

「生きることは、たえずわき道にそれていくことだ。本当はどこに向かうはずだったのか、振り返ってみることさえ許されない。そして本当はあっちの道が自分の本来進むはずだった道なのに」と振り返ってみようとしても、そんな岐路はもう存在せず、今歩いている道の先を進んで行くしかない。けっきょく、わき道こそが、本当の道とも言えるのかもしれない。とカフカは言っている。私の人生にはもともと本道というものがない。わき道ばかりで、その都度、仕事や女で岐路変更だらけ。辿り着いた先が病魔だった。嗚呼、この気怠さは何だ。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。『乳がん』日本人女性9人に1人。17年で2倍以上に 33歳で発覚の女性「もっと前から検査しておけば」だって。これは由々しき事態ではないか。なんか嫌だな、過去の女性の誰かがそんなことになっていたなら。癌患者の私が言うのだから尚更だ。おやすみなさい、また明日。