愛に恋

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シネマへの招待 Part.5 

今日は1972年に公開されたアメリカ映画で『ゴッドファーザー』です。監督はフランシス・フォード・コッポラゴットファーザーシリーズの第一弾。公開されると当時の興行記録を塗り替える大ヒットになり、同年度のアカデミー賞において作品賞・主演男優賞・脚色賞を受賞した。1990年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録された。主演はマーロン・ブランドです。その後、第二弾、第三段と続き、このシリーズは全部見ました。これはラストの場面で確かこの後、心臓発作でブランドが死ぬ場面だったと思います。

今日は『Frankenstein(フランケンシュタイン)』(1931年)でフランケンシュタインと言えばボリス・カーロフですね。彼はこの役のために生まれてきたような俳優でした。本来、人間と見るや襲うフランケンシュタインですが、池の畔のような頑是ない子供と会った時には何故か優しさが芽生えたのでしょうか、何も知らない少女の花積む話をただ大人しく聞いている場面です。私がこの映画を観たのは確か小学校の1年生だったような、遥か昔ですね。映画館の前の方で座っていた記憶があります。

今日の映画は『リバティ・バランスを射った男』です。誰も観た人はいませんねきっと。私が観たのも子供の頃で、ストーリーは覚えていませんが、なぜかこの長いタイトルだけはしっかり覚えていました。1962年製作のアメリカ映画で。監督はジョン・フォードです。写真右からジョン・ウェイン、ジェームズ・ステュアート、リー・マーヴィン、そしてこの当時は無名の脇役でしたが、後にマカロニ・ウエスタンで有名になったリー・ヴァン・クリーフです。日本でウィスキーのCMにも出てましたね。みなさん亡くなりました。

今日の映画はジョージ・シドニー監督で1956年のアメリカ伝記映画、『愛情物語』です。実在のピアニスト、エディ・デューチンの生涯を描く作品で、出演はタイロン・パワーキム・ノヴァクなどの美男美女。この映画、確か16歳の時に観たのだが、余命1年と宣告されたエディが息子に真実を打ち明け、最後の父子ピアノ演奏をする場面がラストにあるのだが、まあ少年の私は泣けて泣けて仕方がなかった。純粋だったあの頃、もう帰ってきませんね。

今日の映画は鬼才スタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』です。アンソニー・バージェスが1962年に発表した同名の小説を原作とする映画化で1971年公開。暴力的なこの作品に関してはあまりいい印象はない。

今日の映画はスタンリー・キューブリックが製作・監督した『2001年宇宙の旅』です。1968年の叙事詩SF映画である、当時のアカデミー会員はこの映画の良さを理解できず、出演はマーク・レスターの『オリバー!』に第41回アカデミー賞で作品賞、監督賞など6部門を受賞させてしまいました。これはアカデミー至上の大失態だと思います。私が本作を知ったのは、確か1970年で、2001年なんてまだまだ先だと思っていたのに、今や2023年。然し、何度も鑑賞に堪えうる作品こそが名作なのに。

今朝の一枚はスペインバロック隆盛期に活躍したマドリッド派の画家で、クラウディオ・コエーリョ(1642-1693年)の《聖なる姿への崇拝》(1685-1690年)です。絢爛豪華というような作品ですね。濃密な色彩描写やダイナミックで湿潤な空間構成、躍動感に溢れた人体の運動性、現実感を強く感じさせる卓越した観察眼によって独自の様式を確立した画家です。

今日の映画は、1923年公開のアメリカ映画でロマンティック・コメディ『ロイドの要心無用』です。この写真は有名ですので誰でも知ってると思いますが、主演は世界三大喜劇王のひとりハロルド・ロイドです。映画館で観にいきましたがもう40年ほど昔のことでストーリーはすっかり忘れました。

今日の映画は『ティアーズ・オブ・ザ・サン』です。2003年にアメリカで公開されたナイジェリアを舞台にしたドラマ・アクション。ブルース・ウィリスモニカ・ベルッチ主演の戦争映画ですが、これが意外に面白い。モニカ・ベルッチがこんなに上手い女優とは思いませんでした。

今日の映画は1966年公開のアメリカの西部劇映画で『プロフェッショナル』です。写真はクローディア・カルディナーレとジャック・パランスです。ジャック・パランスは『シェーン』でアラン・ラッドに撃たれる役で有名です。他にバート・ランカスターリー・マーヴィンロバート・ライアンと曲者ぞろい。音楽はモーリス・ジャールメキシコ革命がまだ終わっていない1916年頃の話ですが、あまりに昔に観たのでよく覚えていませんが、このキャストには驚きました。