愛に恋

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シネマへの招待 Part.6 

今日の映画は、Victor Mature and Hedy Lamarr starred in Cecil B. DeMille’s, Samson and Delilah (1949)です。ヴィクター・マチュアヘディ・ラマー主演で、監督は巨匠のセシル・B・デミルの大作『サムソンとデリラ』です。大昔に観たのであまり覚えてないのですが、最後はサムソンが怪力で神殿を壊す場面だったと思いますが。

今日の映画は『High Noon』(1952年)です。邦題は『真昼の決闘』です。主演はゲイリー・クーパーで、歳を重ねて渋味のある中年男の孤独と苦悩を演じてアカデミー賞の主演男優賞を獲得し、グレース・ケリーが妻役を演じていました。また、音楽を担当したディミトリ・ティオムキンが同じくアカデミー歌曲賞を受賞した。

「今日の一枚」はこの人たちです。マルクス兄弟、1910年代から40年代にかけて舞台・映画で活動し、のちのコメディ業界に大きな影響を与えた3人です。本来はチコ、ハーポ、グルーチョガンモ、ゼッポの5人兄弟だが、なかでもチコ、ハーポ、グルーチョの3人が俳優活動の中核を成していた。然し、実際見て視るとどうだろうか、全然笑えないのだが。

今日はアメリカのコメディ映画で、ビリー・ワイルダー監督の『お熱いのがお好き』(1959年)です。写真は左からトニー・カーティスジャック・レモンマリリン・モンロー禁酒法時代のシカゴ。聖バレンタインデーの虐殺を目撃したため、マフィアに追われるサックス奏者のジョー(カーティス)とベース奏者のジェリー(レモン)は、シカゴから逃げ出すために仕事を探すが、団員を募集していたのはフロリダに向かう全員女性の楽団だけだったというストーリー。古い映画です。

今日の映画は『鑑定士と顔のない依頼人』です。ジュゼッペ・トルナトーレ監督・脚本による2013年のイタリアの恋愛・ミステリ映画。ジェフリー・ラッシュジム・スタージェスドナルド・サザーランドが出演し、映画音楽はエンニオ・モリコーネが作曲した。ラストは意外な展開で面白い。絵画趣味の人にはお薦めかも。

今日は1984年製作の映画で、監督セルジオ・レオーネ、音楽エンニオ・モリコーネの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』です。禁酒法時代にニューヨークのユダヤ人街ゲットーで育った二人のギャングの生涯を描いた、レオーネの遺作にして代表作。写真はブロンクスでのオープニング場面です。セルジオ・レオーネエンニオ・モリコーネロバート・デ・ニーロのファンでもある私には見逃せない作品でした。

今日の映画は1963年のアメリカ映画で『あなただけ今晩は』です。監督はビリー・ワイルダー、キャストはジャック・レモンシャーリー・マクレーンで、この3人は『アパートの鍵貸します』のキャッストでもあります。舞台はパリ中央市場の側の娼婦街カサノバ通り。警察は賄賂を取って見てみぬふりをして、手入れも形式的でヒモたちから賄賂をもらうのが常態で、子犬を連れたイルマ・ラ・ドゥースも娼婦のひとり。そこへ、正直で仕事に熱心すぎるネスター・パトゥー巡査が赴任してくるってな話だが、何しろ観たのが20代の頃。

今日の映画は1948年製作のアメリカ映画。ジョン・フォード監督の『アパッチ砦』です。さすがにこんな映画を観た人もいないと思うが、とにかく父はこういう映画が大好き。子供の頃は有無を言わさず見せられていました。主演はジョン・ウェインヘンリー・フォンダです。

ロン・ハワード監督で1984年のアメリカ映画『スプラッシュ』です。主演はトム・ハンクスダリル・ハンナ。幼い頃に海で人魚に出会った少年が、やがて青年へと成長し、同じく美しい人魚に成長した娘と再会するファンタジー。もう40年近く昔になる作品ですね。昔のトム・ハンクスはファンタジーのよく似合う俳優でした。

今日の映画は『ラストエンペラー 』です。1987年公開のイタリア・中華人民共和国・イギリス・フランス・アメリカ合衆国の合作による、清朝最後の皇帝で後に満洲国皇帝となった愛新覚羅溥儀の生涯を描いた叙事詩的映画・歴史映画。第60回アカデミー賞作品賞。早いもので、もう36年も前の映画になるんですね。素晴らしいスケールでした。