空腹に耐えるのも、酒を飲むのも、そして暮らすのも。結婚は意味がない。つまるところ結婚は性交を神聖化することで、神聖化された性交は、やがては必ず退屈になって、そのうち仕事になっていく。そのように世の中はできている。どこかで誰かがいまのいまも、ワナにはまった不幸を嘆きながら、背負いこんだ仕事をせっせとこなしていることだろう。『町でいちばんの美女』という本に書かれていたが、これが独身同士なら別れが待っており、既婚者の場合は不倫ということにもなりかねない。それが現在、広末の身に起こって4社のCMが拒否されたらしい。私にすれば迷惑でも心配でもなくどうでもいい。広末が出ていた会社だから買わないなんていうこともない。ヴヴィヴィアン・リーもバーグマンも不倫をしていた。人はそんなに完成された生き物ではない。多面体の側面を持った生物なのだ。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。私の呟きはあまりにも主観的すぎる嫌いがあるのは良く分っている。多面が多すぎるのだ、ご了承あれ。おやすみなさい、また明日。
