《遅いジェスチャーで私たちの魂》(1898年)
《雌鶏と少女》(1890年) 国立西洋美術館
ナビさん、アナタ15歳の時、「そうだ、僕がクリスチャンの画家になること、キリスト教徒のあらゆる奇跡を賞賛することが必要だ。それが必要なことだと感じる。」と書いているそうですね。
15歳でそんなこと考えなくてもいいのですよ。
どうやったら女の子と手を繋ぐことがデキるか、どうやったらモテるか、そういうことを考えるもんでしょ、普通は。
それに何ですか、『現代美術と宗教美術に関する新理論』と題する本を出版するなんて。
こういういね、新理論なんていう七めんどくさい話はね、もう欠伸が出ちゃうんですよ。
とにかくさ、もっと遊びましょうよ、外に出てたまには蝉取りなんかしてさ。
ねぇ、そしたら気分も晴れて、もっと爽快な絵も描けるってなもんですから。