読みづらいので書き出してみる。
慰安所規定
一. 本慰安所ニハ陸軍々人軍属軍
夫ヲ除ク)ノ外入場ヲ許サス
入場者ハ慰安所外出證ヲ所持スルコト
一. 入場者ハ必ス受付ニオイテ料金ヲ
支拂ヒ之ト引替ニ入場券
及「サック」一個ヲ受取ルコト
一. 入場券・料金左ノ如シ
下士官兵、軍属 金弐圓
一. 入場券、効力ハ當日限リトシ若し入室セザシ(?)
トキハ現金ト引替ニナスコトトス(?)
但シ一旦酌婦ニ渡シタルトキハ返戻セズ
一. 入場券ヲ買ヒ求メタル者ニ指定セラレタル
番號ノ室ニ入ルコト但シ時間三十分トス
一. 入室ト同時ニ入場券ヲ酌婦ニ渡スコト
一. 室内ニ於テハ飲食ヲ禁ス
一. 用濟ミノ上ハ直ニ退出スルコト
一. 規定ヲ守ラザル者及軍機風紀ヲ
紊ス者ハ退場セシム
(折り曲がっている部分は判読できず)
カナの文字が小さく読みづらいため一部(?)にしたが、凡そこれで解読できていると思う。
これを読む限りに於いては、かなり厳しく軍機の紊乱を禁じている。
本記事は慰安婦問題の是非を論じているわけではないので悪しからず。
では、戦後GHQにために設けられたこちらはどういう規定になっていたのか?
所謂「安浦ハウス」1945年8月26日
最大55,000人の女性が集まったとあるが、本当たのだろうか?
鬼畜米英と一丸となった大和撫子、竹槍を持って軍事教練に励んだ女性が55,000人も!
私も男のはしくれだが、戦時、平時に関わらず、若し私が下士官以下の兵卒だった場合、このような場所に行くのだろうか?
誓って行かないと思うのは、今、この現代の倫理観の為せる技で、命の遣り取りが行われる戦時だったら、人格破壊も手伝って行ってしますのか、正直、容易に答えが出せない。
戦地に送られれば誰だって心神耗弱状態だともいえる。
殺人、破壊、略奪、正常でいられるものではない。
戦争が人間の心を蝕む。
然し、時に戦争は望むと望まざるとに関わらず向こうからやってくることがある、そしたらどうする。
老兵もここを死所として銃を取るか。