俗な言い方ををすれば、自分は、淫売婦に依って女の修業をして、しかも、最近めっきり腕をあげ、女の修業は、淫売婦に依るのが一番厳しく、またそれだけに効果のあがるものだそうで、既に自分には、あの「女達者」という匂いがつきまとい、女性は（淫売婦に限らず）本能に依ってそれを嗅ぎ当て寄り添って来る、そのような、卑猥で不名誉な雰囲気を、「おまけの附録」としてもらって、そうしてそのほうが、自分の休養などよりも、ひどく目立ってしまっているいるらしいと、太宰治は言っている。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。女達者か、匂いがつきまとい、女性は本能に依ってそれを嗅ぎ当て寄り添って来る。全女性がとは言わないが、類は友を呼ぶの譬え通り、確かにその傾向はあると思う。話は違うが、大谷が記者会見で腕にはめていた時計は、多くの人が、グランドセイコーのエレガンスコレクション「ＳＢＧＲ２６１」だと言っている。普段、時計をしない私はそんなことを言われても何も知らないが、調べてみると、￥572,000とある。ホント、もっと高いのを買えるとおもうけどな。おやすみなさい、また明日。
