愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

美と破壊の女優 京マチ子 北村匡平

               f:id:pione1:20190223091455j:plain

最近、こんな本が出たので読みたいと思っている。

京マチ子といえば若尾文子山本富士子と共に大映の看板女優で、当時としては珍しい160㎝という長身で官能的な肉体美を武器に数々の名作に出演したらしいが、彼女が主演する映画はおそらく3本しか観ていないと思うが。

羅生門

『地獄門』

男はつらいよ寅次郎純情詩集』

本書の内容紹介には以下のように書かれている。

 

美と破壊性をあわせ持つ無二の女優、京マチ子。映画デビュー後、瞬く間にスターの座に上り詰め、日本映画の黄金期を駆け抜けた。出演作は一〇〇本に上り、強烈な肉体美で旧弊な道徳を破壊したかと思えば、古典的で淑やかな日本女性を演じてみせた。彼女の主演作が海外の名だたる映画祭で高く評価されたのはなぜか?戦後、多くの日本人に熱烈に支持されたのはなぜか?ヴァンプから醜女、喜劇からシリアスな役まで、多彩な役を変幻自在に演じた女優・京マチ子の魅力を語り尽くす。

 

しかし、京マチ子はこんなようなドスの効いた怖い目付きをすることもあるんですね。