2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧
Heart "Alone" performed by The Classic Rock Show いよいよ、冬の到来を肌で感じる季節になって来ましたね。 私も松の大木の下に冬眠ようの穴を先日見つけて来ました。 どんぐりも沢山詰め込んであります。 独り寝の長く厳しい季節が身に沁みます。 まさか…
本書には著名な30人の恋文が掲載されている。 少し面倒だが名を連ねてみる。 左藤春夫、谷崎潤一郎、島村抱月、川田順、山本五十六、太宰治 斉藤茂吉 竹久夢二 芥川龍之介、島崎藤村、北村透谷、堀辰雄、樋口一葉、高見順 岡倉天心 夏目鏡子、森鴎外、横光利…
《2匹の猫、青と黄色 》 1912年 バーゼル市立美術館 《動物の運命》1913年 《若い牛飼い》 1902年 《猫を抱く少女 Ⅱ》(1912年)フランツ・マルク美術館 《雪の中の鹿Ⅱ》(1911年)レンバッハハウス美術館 《雪に横たわる犬》(1911年頃) シュテーデル美術…
ペットロスという言葉を知ったのは比較的最近のことで、あれは何と言う名だったか、昔、付き合っていた彼女が飼っていた犬だが、「もし死んだら私、どうしようどうしよう」と何度となく繰り返し聞いたものだ。 それ程までに情が移ると、或いはペットの死後、…
1955年9月30日午後5時15分、ジェ-ムスディ-ンは愛車ポルシェ・550でレース場に向かう途中、車と衝突して即死。 以来、彼は永遠の24歳のままになった。
最近の映画は暴力シーンや殺害場面など実にリアルに描かれているため、時に目をそむけたくなるようなことがあるが、小説の場合はあくまでも活字なので、ノワール小説も苦もなく読める。 あくまでもフィクション、しかし、ノンフィクションやルポルタージュと…
ちょっと、ちょっと、レッドフォードさん、少しウェストに触り過ぎじゃないんですか! ジェーン、貴女も貴女ですよ。 何ですか、ブラジャー一丁で見つめ合うなんて。 日本だったらこれで関係ないなんて誰も信じませんよ。 どうなんですか、一線を超えたんで…
この小説の舞台、旅館酔月は実際に照月という名で大正時代、大阪の土佐堀に存在したらしい。 その近くに知り合いが経営する喫茶店があるので、知らず識らずのうちにこの界隈を歩いていた。 舞台は大正8~9年あたりだが、現在とは旅館の様相がまるで違う。 今…
CRY TO ME -Rocco&Claudia- Cha cha このダンス、本来、この俺様が踊るはずだったが、どうも調子がいけねえ。 ここ最近、リリカとかいう薬を飲んでいる所為で眠たいのなんのって。 とにかく、寝ても寝ても眠たい。 だからしょうがねえや、まあ見てくれ、この…
本書の単行本を数か月前に古書店で見つけ、面白そうだが文庫は出ていないのかとAmazonで検索するに、やはり昭和58年に文庫化されていたので、その文庫と巡り合うまでは暫くお預けと思っていたが、意外と早く古書市で対面となり、何やら難しそうだが、まあ、…
ジャック=エミール・ブランシュ自画像 《ルネ・クレヴェル作家》 《マルセル・プルースト》 《ジェイムス・ジョイス》 《ルーマニア王妃・マリア》 《シッカート夫人》(1908年) マンチェスター市立美術館 《ウォルター・シッカート》(1935年) マンチェ…
初版は昭和46年3月で、その改訂版が2006年の4月に限定復刻され購入したわけだが、有本芳水という人は詩人、歌人としても有名で文芸記者の主筆として明治、大正、昭和と三代に渡り多くの文人達との交遊録がここに書かれている。 しかしそれにしても錚々たるメ…
フランシス・レイが86歳で亡くなったそうだ。 昔はヘンリー・マンシーニと並んで本当によく聴き、映画音楽といえば他にミッシェル・ルグラン、ビクター・ヤング、エンニオ・モリコーネ、ニーノ・ロータなど10代の私を映画ロマンにいざなう先導者のような役割…
◆T15. 笛吹童子 (ステレオ) ひばり児童合唱団 懐かしいですね、60歳前後の方ならまず知らない人が居ないぐらい有名な歌で、映画化もされ、東映のスターが出演していました。 東千代之介 中村錦之助 月形龍之介 大友柳太朗 元々は確かラジオ番組だったらし…
1943年12月4日,空母「ヨークタウン」からの砲撃を受けて炎上する艦上攻撃機「天山」。 戦後日本人にとって、あの戦いに関与してない家族などいません。 また、310万という尊い犠牲の上に今日の繁栄が成り立っていることも忘れてはならない。 上空に見える、…
伝記本や歴史ノンフィクションなどを読んでいると、故人の交流関係の中に、突然興味を引く人物が現れることがある。 作家、画家、音楽家など、とにかく生き様に興味を持つと、その人物を尋ねたくなるのもこれまた人情。 今回の訪問者は村山槐多、最近まで全…
キャロル・ロンバートさん、私は昔からプラチナ・ブロンドの女性に弱いんですよ。 一度、貴女みたいな女性を連れて軽井沢なんか行ってみたい、その願いを叶えて下さい。 幸い、貴女のことはあまり日本では知られていないから、堂々と腕を組んで歩いても何の…
近年、ノーベル文学賞候補として井上靖と阿部公房が候補に挙がっていたことが、ニュースで採り上げられていたが、以前から思っていた疑問、井上靖さんが受賞しなかった理由が分かり少し溜飲が下がる思いだった。 ノーベル文学賞は存命が条件。 しかし、阿部…
いいですね、秋の夜長、独りグラスを傾けながら遠い昔に思いを馳せる もう、二度と会えない友 去って行った女たち 私のことを忘れないでねと言った あの女、いまごろ・・・! あっ、しまった! コインランドリーで洗濯をしていたんだった 31分のはずだが、も…
映画化決定、56万部突破! 現在は確か70万部突破ぐらいではないかと思う。 で、近くの古書店で売っていたので読んでみたが・・・。 弟の借金を肩代わりした為に、家族と離れて暮らす図書館司書の一男。 宝くじで3億円が当たり、15年前に別れたきりになってい…
著者の本を読むのはこれで二度目になる。 『731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く』を数年前に読んだが、とにかく徹底した調査力で、個人でここまで出来るのかと感心するほど凄い。 今回はどうなのか、因みに著者の住まいはブルックリンだとか。 本作を書き上…
昨日、何とおそ露西亜、梅田紀伊國屋書店で村山由佳先生の新刊本『猫がいなけりゃ息もできない』のサイン会に行って来ました。 今まで司馬遼太郎先生や井上ひさし先生をプライベートでお見掛けしたことはありますが、さすがに声は掛けづらく素通りするのをた…
う~ん、疲れそうな記事になりそうだ(汗 まず、この事件を語る上で当時の政治状況から話すのが得策かと思うので、そこから始めたい。 舞台は大正15年10月30日の東京。 この年は12月25日から昭和と改元。 政局は与党憲政会が若槻内閣の下、不安定ながらも舵…
犯人ジェームズ・アール・レイ バルコニーにいたところをキング牧師は狙撃され暗殺された。 あの方角から撃たれたとみんなが言っている。 キング牧師、享年39歳。 ジェームズ・アール・レイは禁錮99年の刑を宣告されたが98年4月23日、腎不全により獄内で死亡…
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也 奥の細道よりの「序章」素晴らしい名文ですね。 今回のタイトルは「古池や蛙飛びこむ水の音」ではなく『古池に蛙は飛びこんだか』という逆説的な意味になっている。 古池に蛙は本当に飛びこんだのかと疑念を抱か…
おお、愛しのアン・マーグレットさん、貴女こそ私の理想の人であります。 歌って、踊って、演技ができる。 さしずめ、日本でいうなら木の実ナナというところでしょうか。 しかし、憧れ続けた貴女はエルビスばかりと一緒に仕事をしていた時期がありますよね。…
時空を飛び越えて、維新を生きた人と名刺交換でもしているような錯覚を覚える本だ。 幕末の侍や明治初年の裕福な日本人、または外人の写真が300枚余も掲載されている。 以前、鎌倉の鶴岡八幡宮や大仏の前で映る侍の写真を見たことがある。 勿論、二本差しだ…