昔、藤圭子が
♬ 西へ流れていく女
なんて歌っていたが、私の場合は、西へ流れていく男になってしまい、結局、東京、名古屋、大阪と大都市にしか住んだことがない。
然し、今にして思えば、生涯、何回引っ越ししたか分からないが、優に10回以上は転居を繰り返した。
だが、名古屋を離れる時に決断を誤った。
西へ行けば京、大阪、神戸と三都巡りが出来ると安易な発想から20年程前に関西に遣って来たわかだが、まさか今のように古本が趣味になるとは、その時点では思わなんだ。
そして最近、ネットで見つけたこの店。
凄いじゃないか!
https://chiyonosuke.jimdo.com/
当時は中区に住んでいたので少し遠いいが、いつ出来たのだろうか。
まったく歯ぎしりしたくなる。
こんな大きな古書店は我が地方にはない。
ともあれ、私は古本の聖地、神田神保町に憧れているのだ。
嗚呼、東へ行くべきだった。
ネットを通じて幾人かの古書マニアを知ったが、彼らの懸ける情熱には頭が下がる。
俄然、ヤル気も出て来る。
故に最近は、こんな絵でも凝視してしまう。