俺は絶対に、勝ってみせるで。「顔は芸人の看板。絶対に切らん」―手術も化学療法も拒み、身ひとつで敢然と腺がんに立ち向かった鳳啓助と、彼を支えた夫人の、涙と笑いに満たち闘病の日々。
壮絶ながん闘病のうちに他界した、大阪喜劇界のスター、鳳啓助。その夫人が書きためた日記を再構成、顔面手術を拒否してまで貫いた芸人魂を描き切る。
この本、ネットを通じてある人の紹介で知ったのだが、最後の夫人というのは鳳啓助氏、4度目の奥さんらしいが、結構モテたんですね。
まあそれはともかく、これを見た瞬間、読んでみたいと思ってAmazonで調べてみたら、驚きの価格。
何と12,000円もするぞなもし。
学術本でもあるまいし、この値段はどうなんだろうか。
ぼったくりに近い価格ではあるまいか。
223頁の単行本ですよアナタ!
確かに古書店、古本市などで見かけたことは一度もない。
然し、仮に何処かで売ってたとして値段が12,000円もしたら誰か買うだろうか?
私はそうは思わないな。
何処にもないからといって、そんな高額な料金を叩いてまで買う人はまずいないと思うがどうだろう。
いつまで経っても店頭に陳列されているだけの本になってしまう。
はて、古本の意味としてそれでいいのだろうか。