愛に恋

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「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。 目はかすみ、耳に蝉鳴り歯は落ちて

目はかすみ、耳に蝉鳴り歯は落ちて、頭に積もるは老いの白雪、なんて言うが全くだ。最近は老眼鏡の度数が増え、遠くは見えても近くが見えずらい。読書はもちろん字幕を読むにも難儀している。老いに何かいいことなどあるのだろうか。教養豊かになる?、少なくとも私に限っては大して変わりはない。小難しい本だろうがノンフィクションだろうが、本棚の背表紙を見ても内容を思い出せないものが沢山ある。溜まりにたまった積読本も568冊という膨大なものだが、あればあるだけ次に何を読む、と選ぶのに1日かかることもある。最近、旧Twitterで理想的な女性読書家を見つけた。その人の本箱には綺麗に本が並べてあり、最近、本箱を買って並べ替えたらしい。多くの書籍に囲まれ、どうしても本棚を見ている時間が長くなったとのこと。本に囲まれた生活が好きなんだろう。私とは必ずしもジャンルが一緒というわけではないが、過去、読書家という女性と付き合ったことがない。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。若し、この女性のような人に巡り合っていたら人生も変わっていたかもしれないのに。おやすみなさい、また明日。