話題の本が街のミニ古書店で売っていたので買ってみた。2023年、最注目の新人が贈る傑作青春小説! ふう・・・2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが、主人公成瀬あかりも付き合い、二人のチャレンジドラマが始まって行くわけだ。まあ比較的好意的なレビューが書かれているが、私としてはどうなんだろうか、はっきり言えば、この手の中高生を主人公にした小説を読むには、年を取り過ぎたきらいがある。よく思うことに、この本に限らず発想が中高校生らしくないと思われる点が多々ある。書いているのが大人なのでどうしてもそういう風になってしまうのかもしれない。チェックが厳し過ぎるのかと反省した方がいいのだろうか。とは言いつつ、先日、これの続編となる『成瀬は信じた道をいく』をまた買ってしまった。