愛に恋

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「ムーンライト・セレナーデ」 マリー=ローズ・ヴァエホ

ゴーギャン53歳になったころ、マルキーズ諸島のヒヴァ=オア島へ移住を決行。新天地で息を吹き返した彼は、人生最後のヴァヒネ(ポリネシア語で女性)を見つける。マリー=ローズ・ヴァエホ。修道院付属学校に通う美しい14歳、フランス語もそれなりに話せる理想的な少女だった。彼女を我がものにするため、ゴーギャンは言葉巧みに彼女の両親を説得し、たくさんの贈り物までして同棲を認めさせる。この頃には毎月定額の送金もあり、ポリネシアの家を売却した金もあって、新居を造り、召使を雇い、今度こそ本当に制作に専念できる環境が整った。ゴッホが死して11年後のことである。しかし、その期間は2年ほどしか続かずゴーギャンも旅立った。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。こうして見ると、やはりゴーギャンはロリータ趣味としかいえない。タヒチに渡ってからの彼の結婚、同棲相手は全員が13歳か14歳。現在ではあり得ない同棲相手である。やはり彼の女性趣味はおかしいとしかいえない。おやすみなさい、また明日。