《羨望偏執狂(ねたみ偏執狂)》(1822年頃)リヨン美術館
《盗癖のある男》(1822年頃)ゲント美術館
《水道橋のある夕暮れの風景》(1818年)
《白い馬の頭》(1815年) ルーヴル美術館
《突撃する近衛猟騎兵士官》(1812年)
《放れ馬競争 ラ・モッサ》(1817年)
《漁師のいる壮大な風景》(1818年)ノイエ・ピナコテーク
《エプソムの競馬》(1819年) ルーヴル美術館
《戦場から去る負傷した胸甲騎兵士官》
19世紀前半に活動したフランスの画家。同時代に起きた生々しい事件を題材とした『メデューズ号の筏』が代表作である。ジェリコーの作品はドラクロワなどにも影響を与え、ロマン派絵画の先駆者と見なされる。だが、1823年には落馬や馬車の事故などがもとで持病の脊椎結核が悪化し、1824年1月に死去した。死の間際に発したジェリコーの言葉は「まだ、何もしていない」だったと言う。32歳で没した。