愛に恋

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「ムーンライト・セレナーデ」 なぜヒトラー政権に賛成したのか

昨夜の「ムーンライト・セレナーデ」は、非合理性の政治について書いたが、現代の視点から見ても、あらゆる党派の民主派政治家が緊急事態宣言よりもヒトラー政権に賛成したのは、驚くべきことだと思える。理由の一つは、内戦が起きればナチ党か共産党が勝者となって、絶対的な権力を握るかもしれないという政治家たちの不安で、社会民主党の特徴的な考えでもある憲法厳守の呪縛、この傾向は、党内の識者からも近視眼的だと痛烈に批判された理由の一つとされている。そうなんです、ヒトラー政権はクーデターでも革命でもなく、正当な選挙で合法的に選ばれたわけで、ヒンデンブルク大統領からヒトラーは正式に首相に任命されたのです。その結果、世界で何千万もの人が死んだ。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。日本では政治資金パーティー問題で不記載の議員が続出したいるが、なぜ記載しなかったのか、何を目的に記載しなかったのか、ポケットマネーにするつもりだったのか、非合理性の政治だね。おやすみなさい、また明日。