愛に恋

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「ムーンライト・セレナーデ」 マイクロ・マネージメント

明日は台湾総統選挙の投票日だ。私は当然、与党・民進党の頼清徳氏を応援している。3月にはロシア大統領選挙があり、11月にはアメリカ大統領選挙もある。今年は民主国家では選挙が多い。ウクライナ大統領選挙は戒厳令が敷かれているのでないらしいが、若し、トランプ前大統領が当選したらウクライナは敗北を喫するだろう。それをプーチンは待っている。第二次大戦中、ドイツの電撃戦といえばハインツ・グデーリアン大将だが、モスクワ攻撃が困難となったため、1942年2月10日に「作戦を中止して後方に下がり、越冬すべき」とヒトラーに直接具申したが、ヒトラーは死守を厳命し、グデーリアンの意見は容れられなかった。そしてこの天才戦術家は職を解任されてしまった。ヒトラーはモスクワ再攻撃を最優先すべきという参謀本部の意見を退け、一路カフカス山脈へ攻め込んだ。これをマイクロ・マネージメントという。つまり、最高司令官が現場の細かいことにまで介入してかえって混乱を招くということだ。最近、ゼレンスキー大統領とザルジニー総司令官の意見の対立があるように報道されているが、軍の統制はしっかり頼むよ。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。明日の夜には台湾総統選挙の結果は分る。おやすみなさい、また明日。