こんばんは。最近では12月14日と聞いても何ら心当たりがないという人も多かろう。三波春夫の歌じゃないけど「元禄15年12月14日、吉良邸討ち入り」ですね。下って昭和12年12月13日、南京陥落なんて言われても更に分からなくなってしまうだろうが、昭和23年の昨日のこと、東條英機以下七人の絞首刑が執行された。ちょうど、皇太子だった現在の上皇陛下の誕生日だった。加えて東京裁判開廷の日は昭和21年4月29日、つまり昭和天皇の誕生日の日に当てられた。これは偶然の一致などではない。連合軍最高司令官マッカーサー元帥によって企てられた記号みたいなものだ。日本国民にとって永久に忘れることの出来ない日を敢えて持って来たわけだ。とはいいつつ、現在ではどちらの日も風化してしまった。これでいいのか悪いのか、その判断は世の諸兄に任せたい。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。今夜はBSで「日曜スクープ」特集で4時間スペシャル番組、ウクライナ戦争とガザ情勢、台湾総統選挙を7時から11時。併し9時から10までNHKで「大谷翔平スペシャル」クリスマス・イブだというのに、私はこんな番組を見ていた、哀しいね。おやすみなさい、また明日。
