愛に恋

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積読本450冊余の嘆き

一冊読み終わるごとに次は何を読もうと毎回悩む。何を読んでもいいじゃないかと野次が飛びそうだが、そうはさせじと感情が竿を刺す。高揚感のあるなしで読む本も分かれる。さすがに450冊を超える積読があると、本来読むつもりで買ったのに硬軟別れるバリエーションには判断付きかねるのが実情。例えば浅田次郎の『大名倒産(上・下)を読もうか『フランス組曲』か『ロシア革命史』(全五巻)トロツキーにするか、「本書はロシア革命の研究書として不滅の金字塔をなす。革命の当事者の綴った記録として価値があるのは勿論、客観的事実の正確な引証と鋭利な分析に支えられた詳細な記述は、歴史書として計り知れない価値を有する。」これは相当難しいぞ、名前、地名、組織と全部ロシア語だぞ。いちいち注釈を読むのも一苦労だ。ひと月かけて読むか、さあ、どうする、どうするんだ。