こんばんは。
今日は『パイレーツ・オブ・FM』で一曲いきたいと思います。
作曲はジェームズ・ラスト。
彼は生涯で約2億枚のレコードを売り上げたそうですが、偉大な音楽家でした。
曲名は『孤独な羊飼い』です。
ゲオルゲ・ザンフィールという人が吹いてるのはパンフルートという楽器で、指揮は生涯に一度は行きたいと思っている、欧米で爆発的な人気を誇っているアンドレ・リュウです。
彼も70歳を超えましたからね。
もう日本には来ないかもしれません。
然し、みなさんの表情を見ていれば分かるとおり、この音楽の持つ力に圧倒されていますね。
仕方ないです、人間の一番弱い部分を掘り下げて感性のありかを探していくようなメロディーライン、琴線のビブラートを激しく打ち鳴らしています。
芸術は人間が尤も神に近づくことの出来る最大なものです。
神の心を泣かしむることが出来れば、私たち人間の勝ちです。
然し、それは生半可なものではありません。
神の判断は何ら狂うところはないので、滅多なことでは頭を垂れることはないのです。人間社会では、音楽のみが一瞬にして万人を泣かしむることの出来る芸術だということを、人間は元より神も知っております。
ゲオルゲ・ザンフィール
願わくば、いつまでも芸術に恋し続ける心でありますように。
心まで癌になっては、それはもう廃人の世界。
天国へのキップの確保も難しいかもしれなせん。