私は東京生まれだが、この時代の戦後東京を知らない。
いつも、この時代の東京の写真や動画を見ると不思議に思うことがある。
勿論、戦後日本ではテロやゲリラなどがあるわけではないが、昨日まで鬼畜米英を叫んでいた日本人が、GIやMPなどと一緒に都心を歩き、地下鉄にまで一緒に乗っている。
日本人女性は米兵と腕を組み街を闊歩する。
軍国主義から民主主義とはいっても、こうも手のひらを反すように様変わり出来るものだろうか。
神風で死んで行った武士(もののふ)は、これを見てなんと思う。
ならば、本土空襲もないうちに、さっさと降伏した方が良かったのではないだろうか。
サイパンが落ちた時に、真剣に米国と交渉したら、その後の悲劇も避けられたろうに。
余禄を残して降伏すれば、もう少しマシな条件で降伏文書に署名出来たかも知れない。
まあ、戦後生まれの勝手な言い分だが。