今日は広島の原爆記念日。
九十九里に上陸する予定だったかどうか、それは分からないが、本土決戦になった場合、米軍は100万からの死傷者が出ると予想していたのでトルーマンは原爆投下に踏み切った。
これがルーズベルト大統領でもやはり同じ決断をしたのだろうか。
然し、原子爆弾投下というのは如何なものか。
東京裁判で日本側の弁護人を引き受けたブレイクに―少佐は言っている。
「我々は、原爆を投下した者の名前を挙げることができる」と。
若し、逆の立場なら、真っ先に戦争犯罪人としてワシントン裁判で起訴された人物だあろうに。
この橋を目掛けてエノラ・ゲイから投下されたのがリトルボーイ。
おい、お前トルーマン、一度ここに来てみろ。
よくもまあ、無辜の民に対して原子爆弾を投下してくれたな。
我々日本人は確かに真珠湾を奇襲したさ。
手違いで最後通告の前に奇襲したのは悪かった。
「リメンバー・パールハーバー」と言われても仕方がない。
しかしなあトルーマンよ。我々日本人はこのような爆弾を真珠湾に投下した覚えはない。
勝てば官軍とはアメリカにも適用されるとは知らなんだぜ。
私などは勿論戦後生まれで戦争体験などない。
歴史に興味のない私より若い世代の人は、このような古臭い出来事に構っている暇などないのだろう。
何もかもが風化されてく今日を思うにつれ、かつて日本人が塗炭の苦しみを味わったことさえ忘れ、今日が何の日かさえ知らず生きている。
ハッキリ言って嘆かわしい。