《当世風の結婚 第二場》(部分)(1743頃) ナショナル・ギャラリー(ロンドン)蔵
《当世風の結婚 第1の場面「婚約万端整って」》(1743年) ロンドン・ナショナル・ギャラリー
《当世風の結婚 第2の場面「結婚してまだ日も浅いというのに」》(1743年)ナショナルギャラリー
《当世風の結婚 第3の場面「インチキ医者に駆け込んで」》(1743年) ロンドン・ナショナル・ギャラリー
《当世風の結婚 第5の場面「狂刃に倒れた伯爵」》(1743年) ロンドン・ナショナル・ギャラリー
《乞食オペラ》(1728年頃) テート・ブリテン
《エビ売りの少女》(c 1740-1745)ロンドンナショナル・ギャラリー
《パグといる自画像》(1745) テート・ナショナルギャラリー
《放蕩一代記から》(1732-1735)サー・ジョンソーンズ博物館
《ウォンステッド家の集合》(1728-1732年頃) フィラデルフィア美術館
《グイスカルドの心臓を悼むシジスムンダ》(1759年) テート・ブリテン
イギリスは、絵画史の面では長らく不毛の土地であり、ルネサンス期、バロック期を通じてハンス・ホルバイン、アンソニー・ヴァン・ダイクといった外国出身の画家を除いて、見るべき画家はいなかった。イギリス人画家による、イギリス独自の様式をもった絵画が生まれるのはようやく18世紀、ヨーロッパ大陸ではロココ美術が全盛の時であった。ホガースは、そうした18世紀のイギリス画壇を代表する国民的画家である。