愛に恋

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「ムーンライト・セレナーデ」 水戸藩主徳川斉昭

幕末、大老井伊掃部頭と開国か攘夷で激しく争った、水戸藩徳川斉昭は、大の女好きで正室登美宮吉子(有栖川宮織仁親王の娘)のほか判明分だけでも9人の側室を侍らして37人もの子を生した。家老たちはその度に養子先や縁組に東奔西走する苦労が絶えなかっただろう。十五代将軍、徳川慶喜正室腹の七男で御三卿一橋家から徳川宗家を継いだが、何と、父に似て女好きだったのか、二人の側室、中根 幸(こう)と新村 信(のぶ)に21人もの子供を産ませた。明治に入り、御三卿の一つ、七代当主、田安亀之助が徳川宗家を相続して、徳川家達(いえさと)となり十六代様と言われ、現在徳川宗家は何代目か知らないが、いったい、御三家、御三卿の親戚一同は何百人居るのか。数えきれまい、家系図もちゃんと作っているのだろうか。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。我が一族などは親の世代が、四男三女だが、四男が養子に行ったので、残る三人には、長男に男二人、次男が父で私は独身子無し。三男は子供が出来ず女の子を養子縁組。そして女の子が一人だけ誕生。何と先細りの家系なのだろうか。大丈夫なのか子孫は。それも私の責任でもあるが。おやすみなさい、また明日。