愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

「ムーンライト・セレナーデ」 国防アレルギー

中国軍のシンクタンク軍事科学院の何雷・元副院長(中将)が9日までに共同通信の単独インタビューに応じ、沖縄県尖閣諸島を巡り「戦争を望まないが恐れない」と明言した。台湾武力統一に踏み切った場合、尖閣を同時に作戦対象とする可能性にも含みを持たせた。軍関係者が尖閣を巡り「戦争」に言及するのは異例だ。将来的な領有権奪取の強い意志が鮮明になった。中国軍のシンクタンク軍事科学院の何雷・元副院長(中将)が9日までに共同通信の単独インタビューに応じ、沖縄県尖閣諸島を巡り「戦争を望まないが恐れない」と明言した。台湾武力統一に踏み切った場合、尖閣を同時に作戦対象とする可能性にも含みを持たせた。軍関係者が尖閣を巡り「戦争」に言及するのは異例だ。将来的な領有権奪取の強い意志が鮮明になった。「クソ忌々しいチャイナ、いつの日か崩壊して民族が分離独立する日を待っている。なぜ漢民族が全てを支配せねばならないのか不思議でしょうがない。おう、やってやろうじゃないか、その時こそ死んでもいい」「国防アレルギー」は、戦後日本の一面にも通底する部分である。「国防」を遠ざければ「平和」が実現すると安易に考える層というのは、いつの世にも存在する。「適切な国防意識の浸透」を実現することがどれだけ困難な作業であるか痛感する。地政学上からいってロシア、中国、北朝鮮と三つの仮想敵国が隣国にあるのは日本しかない。日本共産党は「大軍拡時代」などと嘯いているが、彼らはどこまでもやる気でいる。諺に「備えあれば患いなし」というが、「備えが無くして患いなし」といつからなったのだ。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。おやすみなさい、また明日。