時計を見るに、午前6時前だった。
まだ、2時間は眠れたろうに、爆雷のような音で目が覚めた!
そう、近くに雷が落ちたのだ。
さすがに睡眠が足らず、なんとかまだ寝ようと努力したが、夕べから調子の悪かったお腹のように雷様はゴロゴロ、ゴロゴロと一向に鳴りやまず外は豪雨。
30分ほど縦になり横になりしていたが諦めきれない抜け殻を布団に残し、身はトイレへと向かい、そのまま起きてしまった。
あれから95年・・・。
この写真は上野駅前に集まった避難民。
よく知られているように被服廠跡地に大八車に家財道具を乗せて押し寄せた避難民を猛火が襲い火災旋風が起きたことにより被害を大きくした。
そんな体験は御免だと思いつつ、その時は刻一刻と迫っているのだろうか。
いつ起きてもおかしくないと言われて数十年。
何をどうしたらいいのか分からないが、とにかく95年前のような流言飛語だけはやめてもらいたい。