居眠り狂志郎の遅読の薦め

未だ休読日に至らず

カラヴァッジョ 殺人を犯したバロック画家 ペーター・デンプ

 
支倉常長伊達政宗の命で慶長使節として教皇パウロ5世に謁見したのは1615年。
本書によると、カラヴァッジョの絵に嫌悪感を覚え焼き捨てるように支持したのがパウロ5世ということらしい。
カラヴァッジョが描く聖人像を忌み嫌う教皇と彼の天才性を疑わない甥の枢機卿など登場人物はさして多くないが人名が覚え辛いのが難点。
一貫して対立軸にあるカラヴァッジョと教皇
天才画家を支持する枢機卿など問題点がどこにあるのか読み解くのにやや難儀した。
 
性格的には破滅型で気性が荒く酒癖が悪いカラヴァッジョ
「殺人を犯したバロック画家」と副題にあるが嘘か誠か生涯に2人の男性を殺害したように書かれているが本当なのだろうか。
天才芸術家にして殺人犯などという人物はそう稀に居るものではないだけに、つい古本屋で目にしたこの分厚い本。
そのカラヴァッジョが38歳の若さでマラリアにより死去したのは1610年7月18日。
レオナルド・ダ・ヴィンチがヴィンチ村のレオナルドさんと言う意味と同じようにカラヴァッジョというのは村の名前で本名はミケランジェロ・メリージ、またはメリシ、通称ミケーレと呼ばれていたとある。
それにしても破天荒な一生。
無頼の徒として生き夭折する。
天才ならそれもまた良しとするべきなのか悩ましい人生のように思う。
 

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