愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

白夜  ドストエフスキー

孤独な青年が傷ついた美少女と道端で知り合って忽ち恋に落ちる、現実的にはありえないような話だ。絶賛する人もいれば、けちょんけちょんにこきおろしす人もいる作品。とにかく会話が一方的に長くてうんざりする。少女ナースチェンカは叔母と住む二階を短期間、間借りした違う青年とあっという間に恋心が芽生え、青年が一年後に帰って来るからという約束を生きがいに待ったが現れない。孤独な橋の上で会った青年とナースチェンカは互いの身の上話を永遠と話し続け、待つことの意味に疑問は感じ始めていた時に、すれ違った青年が問題の男だった。ナースチェンカの女心がさっぱり解からず、男と去っていった後、また孤独な青年に帰っていく物語。何が面白いの。