愛に恋

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「ムーンライト・セレナーデ」 菅原道真公

菅原道真公の母親は、梅の花を呑んだ夢を見て、道真公お生みになったとか。成人後、藤原時平という人と政治上のことで意見が合わず、讒言を構えて九州大宰府流罪となった。然し、官職はあったようで、太宰権帥(ごんのそち)という長官らしい。そしていよいよ都を発つというときに、庭をご覧になって、東風吹かば匂ひおこせよ梅の花、主人(あるじ)なしとて春な忘れぞ、と詠んだ。私がいなくてもお前はやはり、今まで通りに花を咲かし、人の目を喜ばしてやっておくれよ。私も後世に残る歌でも詠んでみたいものじゃ。ところで藤田ニコルは結婚するにあたって、婚姻届けに父親の名前を書く欄に、名前を知らないことに気が付いたらしい。今までダディと呼んできたためらしいが、母親に電話して訊いたとか。25歳にもなってそんなバカな。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。今日の大阪は38℃とか。いいぞ、40℃を体験したいものだ。おやすみなさい、また明日。