愛に恋

    読んだり・見たり・聴いたり!

『トーマス・マン日記 1933-1934』

紅白も始まり嬉しくない大つごもりを迎えております。
ご一統さんはどうお過ごしでしょうか。
新年や またも来るのか 新年は 足早に行く さよなら旧年。
正月は 何がめでたい 正月は。
またひとつ 年を重ねて 煩悩は。
来年、特に目標などありませんが、毎年、年始には「やる気」を持続させるため、積読の中から一番重厚長大なものを読むことにしています。
一昨年は『ワルシャワ蜂起1944(上・下巻)』、去年は『伊藤博文暗殺記録』、そして来年にあたって今日から読み始めたのが『トーマス・マン日記 1933-1934』です。
本書は632頁の上下二段組み。
この日記が何巻あるのか知りませんが、ちょうど私が買ったのは33-34年なので、ヒトラーが政権奪取した年に当たり、亡命を間近に控え一番面白いところかも知れませんが、今日、少し読んだ限りでは、いきなり彼の友人、知人の注釈が多く、そんなん書かれても知らんちゅうの。
まあ、いつ終わるかも知れないこの手の本を買ってしまった自分の所為ですね。誰が読むのこんな本。