70年代、変幻自在の様相を帯びて、良くも悪くも粗削りのロックは80年代に入ると、洗練されながらジャンルは縮小され耳に心地よく、まるで包装紙に包んで女の子にプレゼントされるように変化し、むさ苦るしいジーンズは捨て、ヨーロピアン・ファッションに身を包んだイケメンが登場する。
中でもボズ・スキャッグス、ボビー・コールドウェル、バーティ―・ヒギンズなどが歌うAORと言われる音楽の全盛期を迎える。
そんな中、一際変わっていたのがディック・セント・ニクラウスが歌うこの曲。
どういうわけか大阪限定発売だったんですね。
そのあたりの経緯はよく知らないが、大きな反響を呼び全国区へと展開していく。
然し、このヒットは日本だけだったのか、今聴いてもいい曲なのに。