愛に恋

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「ムーンライト・セレナーデ」 ゾラの死因

昔、エミール・ゾラの伝記映画があったらしいが私は観てない。ドレフェス事件にかかわったゾラが、書斎で執筆中にランプの不完全燃焼がもとの事故で亡くなったと物の本に書いてあった。30年ほど前に『エミール・ゾラとドレフェス事件』という本を読んだが、ゾラの死まで書いてあったかどうか記憶にない。それでゾラの死因を確かめてみると確かに、1902年9月29日、メダンからパリの自宅に戻ってきた翌日に、一酸化炭素中毒によって亡くなる。当時は事故として処理されたが、煙突が反ドレフュス派によって故意に塞がれていたという可能性も有力である、とも書かれている。享年62歳だった。それは知らなかったな、今となっては解明できない事件だろう。「ムーンライト・セレナーデ」のお時間です。英検視当局は11日までに、2018年にエジプトの高級リゾートで死亡した英国人夫婦の死因について、隣部屋で使用されたトコジラミの殺虫剤を吸い込んだことによる一酸化炭素中毒との見解を示した、だってさ、5年かかって結果が出たわけだ。本人たちは何も知らないうちに死んだのだろうか。色んなことが起きるものだ。おやすみなさい、また明日。