私の街には駅の東西を挟み、関西では有名なカフェが2件あるが、ご多分に漏れず老害なるオバサンがたちが群れを成して山ほど存在する。
特に東口店には近くにパチンコ屋があるため、それを趣味にして生きている何組かのオバサンが毎日屯しては大きな声で駄弁り笑い、人の迷惑顧みず我が物顔で年365日登場する。パチンコ店とパチ友さえ居ればこの世はバラ色なのか、みんなは一体、どうやって生活しているのか頭を傾げている。
本書は双六やカルタの製作販売会社で成功した社長の昔話に手を焼く、娘と代替わりした娘婿の苦労をユーモラスの描いた作品。
説教、趣味の講釈、病気自慢に孫自慢と次の展開まで読めてしまうほど聞き飽きた話を何度となく繰り返えす前社長。
将来、あんな風には年を取りたくないと思っていた人間に、いつの間にかなっていた、そんな話です。