愛に恋

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牡丹を愛でる

唐宋の時代の蘇東坡は、牡丹を愛でるには作法があると書いている。

牡丹は万花の王として慕われ、宮廷には牡丹だけを作る花師がおり、牡丹を賞翫するには、それに相応しい作法があるという。

牡丹が花を開くさまは巳の刻が最上。

朝露の宿した花がゆっくりと開いて、格別の麗しさを見せ、昼を過ぎると花が開きすぎて力がなくなるとか。